映画『ハムネット』(原題：HAMNET)が、2026年春より日本公開される。

戯曲「ハムレット」誕生秘話を描く映画『ハムネット』

映画『ハムネット』は、2020年に発表され、英⼥性⼩説賞・全⽶批評家協会賞を受賞した、マギー・オファーレル著の同名⼩説「ハムネット」の実写化作品。16世紀、イングランドの小さな村を舞台に、薬草の知識を持つアグネス・シェイクスピアと、作家として活躍する夫ウィリアム・シェイクスピア、そして3人の子供たちによる生活が描かれる。

夫のウィリアムがロンドンで働くため、父親不在ながら子どもたちを守るアグネスだったが、不運にも11歳の息子ハムネットを失ってしまう。アグネスの深い悲しみや苦悩、強い絆で結ばれた家族愛、ペスト禍に揺れる人々の姿など、傑作戯曲「ハムレット」の誕生背景に迫る‟悲劇と愛”の物語だ。

監督は『ノマドランド』のクロエ・ジャオ

監督は、2021年公開の『ノマドランド』第93回アカデミー賞にて作品賞・監督賞を受賞したクロエ・ジャオが務める。最新作『ハムネット』でも、第50回トロント国際映画祭にて観客賞(最⾼賞)を受賞している。

映画『ハムネット』登場人物・キャスト

アグネス・シェイクスピアを演じるのは、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のジェシー・バックリー。続いて、ウィリアム・シェイクスピアを『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のポール・メスカルが演じ、そのほかにもエミリー・ワトソン、ジョー・アルウィンなどが出演する。

映画『ハムネット』あらすじ

舞台は16世紀、イングランドの⼩さな村。薬草の知識を持ち、不思議な⼒を宿したアグネス・シェイクスピアと、作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピアは、3⼈の⼦どもたちと生活している。夫がロンドンで働くため、⽗親不在ながらも⼦どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、やがて不運にも11歳の息⼦ハムネットを失ってしまう。

【作品紹介】
映画『ハムネット』
公開時期：2026年春
監督：クロエ・ジャオ
脚本：マギー・オファーレル、クロエ・ジャオ
製作：スティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデス
出演：ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、ジョー・アルウィン、エミリー・ワトソン
配給：パルコ ユニバーサル映画