展覧会「モネ連作の情景」大阪中之島美術館で - “連作”に着目、「睡蓮」「積みわら」など約70点

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展覧会「モネ連作の情景」が、大阪中之島美術館にて、2024年2月10日(土)から5月6日(月・振)まで開催される。東京・上野の森美術館でも開催される巡回展だ。

モネ「連作」表現の展開

クロード・モネ《ウォータールー橋、ロンドン、日没》 1904年
油彩、カンヴァス 65.5×92.7cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー
© National Gallery of Art, Washington. Collection of Mr. and Mrs. Paul Mellon, 1983.1.28

印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ。自然の光と色彩に対して鋭敏な感覚を持っていたモネは、柔らかな色使いと温かみのある光の表現を得意とし、みずみずしい風景画作品を数多く手がけている。

クロード・モネ《睡蓮の池》 1918年頃
油彩、カンヴァス 131.0×197.0cm ハッソ・プラットナー・コレクション
© Hasso Plattner Collection

モネの画業で重要な位置を占めるのが、「積みわら」や「睡蓮」などに代表される「連作」だ。「連作」は、同じ場所やテーマに着目し、異なる天候、異なる時間、そして異なる季節に織りなされる一瞬の表情を描きとったシリーズであり、そこには刻一刻と移り変わる景色が繊細にうつしだされている。

クロード・モネ《エトルタのラ・マンヌポルト》 1886年
油彩、カンヴァス 81.3×65.4cm メトロポリタン美術館
Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY. Bequest of Lillie P. Bliss, 1931 (31.67.11)

展覧会「モネ連作の情景」は、「連作」に焦点を合わせつつ、約70点の作品を通してモネの画業を紹介。「積みわら」や「ウォータールー橋」、「睡蓮」などの連作を展示するとともに、日本初公開となる人物画の大作《昼食》などの印象派以前の作品なども紹介し、「連作」表現へと至るモネの足跡をたどってゆく。

展覧会概要

展覧会「モネ連作の情景」
会期：2024年2月10日(土)〜5月6日(月・振)
会場：大阪中之島美術館 5階展示室
住所：大阪府大阪市北区中之島4-3-1
開館時間：10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日：月曜日(2月12日(月・祝)、4月1日(月)・15日(月)・22日(月)・29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館)
観覧料：一般 2,500円(2,300円)、高校・大学生 1,500円(1,300円)、小・中学生 500円(300円)、未就学児無料
※( )内は、前売および20名以上の団体料金
※前売券は、2023年10月26日(木)10:00から2024年2月9日(金)23:59まで販売
※チケットは、大阪中之島美術館チケットサイト、公式オンラインチケット、ローソンチケット(Lコード 54487)、チケットぴあ(Pコード 686-641)、イープラス、セブンチケット(セブンコード 102-833)、CNプレイガイド、アソビュー！ほかにて販売
※障がい者手帳などの所持者および介護者1名は当日料金の半額(要証明、事前予約不要)
※団体鑑賞を希望する場合、事前に美術館公式ホームページより、団体受付フォームにて問い合わせのこと
※東京展、大阪展で出品作品は一部異なる

【問い合わせ先】
大阪市総合コールセンター
TEL：06-4301-7285(受付時間 8:00〜21:00 / 年中無休)