展覧会「三岸好太郎再発見！」が、北海道立三岸好太郎美術館にて、2023年10月7日(土)から12月5日(火)まで開催される。

三岸好太郎の画業を振り返る

三岸好太郎(みぎし こうたろう)は、戦前を代表する近代洋画家のひとりだ。1903年札幌に生まれた三岸は、21年、画家を志して上京。新しい美術動向を積極的に摂取し、作風を変遷させつつ、画家として頭角を現した。独自のロマンティックな世界を描いて注目を集めるも、34年、甘美で詩的な「蝶と貝殻」シリーズを発表したのち、31歳の若さで急逝した。

三岸の生誕120年、北海道立三岸好太郎美術館の新館開館40年に合わせて開催される「三岸好太郎再発見！」展は、三岸の画業を振り返る展覧会。「庭」「線」「対角線と水平線」「匂ふやうな灰色」「影」など、三岸作品を特徴付ける要素に着目しつつ、《道化》や《水盤のある風景》、《のんびり貝》といった作品を展示する。

展覧会概要

三岸好太郎生誕120年・美術館新館開館40年「三岸好太郎再発見！」
会期：2023年10月7日(土)〜12月5日(火)
会場：北海道立三岸好太郎美術館
住所：北海道札幌市中央区北2条西15
開館時間：9:30〜17:00(入場は16:30まで)
休館日：月曜日(10月9日(月・祝)、11月6日(月)は会館)、10月10日(火)
観覧料：一般 700円(600円)、高校・大学生 400円(300円)、小・中学生300円(200円)
※( )内は前売および10名以上の団体料金
※リピーター割引などあり(詳細については問い合わせのこと)

【問い合わせ先】
北海道立三岸好太郎美術館
TEL：011-644-8901