物語は、1年前に消息を絶った姉メラニーの行方を追う主人公クローバーたちが、“どこか異様な雰囲気”を漂わせる山荘に足を踏み入れるところから始まる。いつもと変わらない仲間たちと、いつも通りの日常を過ごすはずだったクローバーたち。しかし彼女たちを待ち受けていたのは、想像を絶する超過激な殺戮タイムループハウスだった——。暗闇の中、悲鳴をあげながら逃げ惑うクローバーは、突如現れた謎の大男に凶器の一撃を浴びせられ、あっけなく命を落とす。しかし次の瞬間、山荘に置かれた砂時計が逆回転を始め、殺される直前の時間へとクローバーたちを巻き戻してしまう。何度も繰り返される凄惨な殺戮の中で、次第に明らかになったのは、この山荘に定められた逃れられない“ルール”の存在だった。
映画『アンティル・ドーン』は、プレイステーションのホラーアドベンチャーゲーム「アンティル・ドーン 惨劇の山荘」の実写映画化作品。登場人物たちが“死んでも死んでも終わらない”悪夢のようなタイムリープを繰り返すスラッシャーホラーだ。
監督は、『アナベル 死霊人形の誕生』などの人気ホラー映画を手掛けたデビッド・F・サンドバーグ。脚本は、『死霊館のシスター』や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』などヒット作を生み出してきたゲイリー・ドーベルマンと、斬新な設定が話題となった『ポラロイド』のブレア・バトラーが共同で担当した。