祖母・文子と暮らし始めた大学生の拓磨は、亡き祖父・偉志の書斎で大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した文子へのサプライズだった。一歩踏み出し、若い頃の夢だった「学び」の日々を謳歌する文子。一方、拓磨は夢に自信が持てず将来に悩む。そんな2人は、富士山が好きだった偉志の手帳に不思議な数式を見つけて……。
映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』は、女性の活躍が困難だった時代に学校を創立し、教育のために奔走した島田依史子の著作「信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語」を原案とした作品。夫を亡くした祖母・文子と、文子を気遣い彼女と同居を始めた大学生の孫・拓磨を主人公にした、温かな家族の物語となっている。JO1の豆原一成と、市毛良枝がW主演を務める。