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企画展「シンガポール・スタイル1850-1950」福岡で、東南アジアで開花したファッションの変遷

福岡市美術館は、企画展「シンガポール・スタイル1850-1950 プラナカン・ファッション100年の旅 リー・コレクションとクスマ・コレクションより」を2022年1月19日(水)から3月27日(日)まで開催する。

東南アジアで開花した“プラナカン・ファッション”の変遷を辿る

上衣 1920-1930年代 腰衣 19世紀後期-20世紀初期
上衣 1920-1930年代 腰衣 19世紀後期-20世紀初期

企画展「シンガポール・スタイル1850-1950」は、シンガポールをはじめとする東南アジアで花開いた“プラナカン・ファッション”を紹介する展覧会。

上衣 1910-1920年代 腰衣 1890年頃
上衣 1910-1920年代 腰衣 1890年頃

“プラナカン”とは、主に中国から東南アジアに渡り、現地女性と結婚して定住した移民の子孫を指す名称。シンガポールや、マレーシアのマラッカ、ペナン、インドネシアのスラバヤ、メダンなどを拠点に、国境を超えたネットワークを結んで独自の文化を育んできた。

変化を遂げたバティック&バジュパンジャンを中心に

上衣 19世紀後期-20世紀初期  腰布 19世紀後期-20世紀初期
上衣 19世紀後期-20世紀初期 腰布 19世紀後期-20世紀初期

「シンガポール・スタイル1850-1950」で着目するのは、約100年にわたるプラナカン女性のファッションの変遷だ。繊細な文様を施したろうけつ染めの布地「バティック」を腰布としてまとい、「バジュパンジャン」と呼ばれる長い上着を羽織った伝統的なプラナカン女性のスタイルは、インドネシアやマレーシア、ヨーロッパからの影響によって、19世紀から20世紀にかけて劇的な変化を遂げている。

上衣 1940-1950年代 腰布 1940-1950年代
上衣 1940-1950年代 腰布 1940-1950年代

本展では、「バティック」と「バジュパンジャン」を中心に、どのように変遷していったのかを紹介する。

会場では、アジア染織のコレクターであるリー・キップリー夫妻から寄贈された東南アジア衣装のコレクションや、インドネシア染織のコレクター、エイコ・アドナン・クスマから寄贈された「バティック」コレクションをコーディネートしつつ展示。日本の着物にも相通じる、プラナカン・ファッションの多彩なスタイルを目にすることができる。

【詳細】
企画展「シンガポール・スタイル1850-1950 プラナカン・ファッション100年の旅 リー・コレクションとクスマ・コレクションより」
会期:2022年1月19日(水)~3月27日(日)
会場:福岡市美術館 1階コレクション展示室
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-6
開館時間:9:30~17:30(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日 ※ただし3月21日(月・祝)は開館、翌22日(火)が休館
観覧料:一般200円(150円)、高大生150円(100円)、中学生以下無料
※下記に該当する場合は観覧料免除となり、無料で観覧可能。展示室入口にて証明書などの提示が必要。
観覧料免除対象:身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(以上は介護者1人を含む)/特定医療費(指定難病)受給者証/特定疾患医療受給者証/先天性血液凝固因子障害等医療受給者証/小児慢性特定疾病医療受給者証/福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市在住の65歳以上は住所と生年月日がわかるもの(健康保険証、運転免許証等)

【問い合わせ先】
福岡市美術館
TEL:092-714-6051

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