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映画『親密な他人』黒沢あすか&神尾楓珠主演の心理スリラー、失った息子を求める女“母性”の行く末は?

映画『親密な他人』が、2022年3月5日(土)に公開される。黒沢あすかと神尾楓珠がW主演。

失った息子を求める女と“謎の青年”、2人の行く末は?

『親密な他人』場面カット|写真2

映画『親密な他人』は、親子でもない、恋人でもない男女の間に生まれる不思議な愛を描いた心理スリラー。行方不明になった息子を待ち続ける女性と、その息子の消息を知っていると話す謎の青年の関係を軸に、愛と狂気の物語を描く。

<映画『親密な他人』あらすじ>
46歳のパート販売員・石川恵。最愛の息子・心平が一年前に行方不明になり、その帰りをずっと待ち続けてきた。そんなある日、彼女の前に息子の消息を知っていると言う20歳の謎の青年・井上雄二が現れる。心平の消息をめぐって、やがて二人は親子のような、恋人のような不思議な関係になる。しかし雄二には隠された目的が、また恵には誰にも言えない秘密があった。

黒沢あすか&神尾楓珠がW主演

主演を務めるのは、『六月の蛇』『冷たい熱帯魚』などで存在感を放ってきたベテラン女優・黒沢あすかと、『彼女が好きなものは』『20歳のソウル』の公開を控える若手俳優・神尾楓珠。その他、上村侑、尚玄、佐野史郎、丘みつ子らが脇を固める。

『親密な他人』場面カット|写真3

<主な登場人物&キャスト>
石川恵(黒沢あすか)
46歳のパート販売員。愛する人を失っても、身代わりを見つけようとするいびつな母性と狂気を持つ。

『親密な他人』場面カット|写真5

井上雄二(神尾楓珠)
企てをもって石川恵に近づく、母の愛を知らない孤独な青年。

『親密な他人』場面カット|写真7

失踪した石川恵の息子(上村侑)

中村真夕監督「母性とは、神聖なものなのか?」

メガホンを取るのは、ドキュメンタリーとドラマの境界を自由に行き来して映画を作り続ける中村真夕。劇映画『ハリヨの夏』で監督デビュー後、ドキュメンタリー映画『ナオトひとりっきり』『愛国者に気をつけろ!鈴木邦男』などで評価を得た中村が、「母性とは、神聖なものなのか」という疑問を、長年あたため続けた『親密な他人』にぶつける。

『親密な他人』場面カット|写真9

<中村真夕(監督・脚本) コメント>
私がこの映画で描こうと試みたのは、日本の母親の包みこむような温かさと、のみこむような怖さだ。14年間、イギリスとアメリカで過ごし、日本に帰ってきて一番衝撃的だったのは、日本の母親の子ども(特に息子に対する)並々ならぬ愛情の注ぎ方と、執着だった。それはある意味、日本だけでなく、韓国や中国にも共通するアジア的なものかもしれない。

この映画では、依存し愛し過ぎるが故に、親子関係がいびつになっていく状況を、ミステリーを絡めた物語にした。日本だけでなく欧米でも、母親は神聖なものとして扱われることが多いが、そうではない悪女性も同時に表現できればと考えている。母性と女性の間でゆれながら、生きるリアルな女性を、これからも映画の中で描きたいと考えている。

【詳細】
映画『親密な他人』
公開日:2022年3月5日(土)
監督・脚本:中村真夕
出演:黒沢あすか、神尾楓珠、上村侑、尚玄、佐野史郎、丘みつ子

© 2021 シグロ/Omphalos Pictures

Photos(11枚)

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