今敏のアニメ映画『パーフェクトブルー』全国劇場でリバイバル、アイドルから転身した女優のサイコホラー

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映画監督・今敏が手掛けたアニメーション映画『パーフェクトブルー(PERFECT BLUE)』が、2025年11月21日(金)より1週間、全国でリバイバル上映される。

ネット社会の狂気を描く衝撃のサイコサスペンス

今敏のアニメ映画『パーフェクトブルー』全国劇場でリバイバル、アイドルから転身した女優のサイコホラー｜写真4

映画『パーフェクトブルー』は、『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』などで世界に影響を与えたアニメーション映画監督・今敏の長編デビュー作。アイドルから女優に転身した主人公・霧越未麻の周りで起きる様々な事件を通して、多重人格やバーチャル・リアリティ、ネット社会の狂気といったテーマを描き出したサイコサスペンスドラマだ。アニメーションならではの生々しい心理描写と、緊張感あふれる映像や音響表現は、現在でも鮮烈な衝撃を放ち続けている。

今敏のアニメ映画『パーフェクトブルー』全国劇場でリバイバル、アイドルから転身した女優のサイコホラー｜写真1

女優への転身をはかったものの、その思惑とは裏腹に、過激なグラビアやTVドラマの仕事が舞い込んでくる未麻。そんな中、彼女の周囲では、ストーカーの影、関係者を襲う連続殺人事件など、悪夢のような出来事が起こり始める。さらにはネット上に「もう一人の未麻」が現れ、現実と虚構が交錯する中、彼女の心は次第に追い詰められていくー。

大友克洋や江口寿史が参加

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企画協力として、漫画「アキラ(AKIRA)」を生んだ大友克洋が参加。キャラクター原案には、漫画「ストップ!! ひばりくん!」などで知られ、イラストレーターとしても活躍する江口寿史が携わっている。

上映記念のオリジナルグッズも

今敏のアニメ映画『パーフェクトブルー』全国劇場でリバイバル、アイドルから転身した女優のサイコホラー｜写真2

今回のリバイバル上映を記念し、フィルマークス(Filmarks)のアパレルライン「フィルマークスカルチャーウェア(Filmarks Culture Wear)」と、『パーフェクトブルー』のコラボレーションによるウェアコレクションも登場。「虚構と現実」というテーマを再解釈した様々なグッズを展開する。映画の象徴的なビジュアルをまとうだけでなく、日常の中でも作品の世界観を味わえるアイテムを揃える。続報に期待したい。

『パーフェクトブルー』あらすじ

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「あなた、誰なの？」アイドル歌手から女優への転身を図る霧越未麻は、ドラマで大胆なレイプ・シーンに挑戦し、ヌード写真集も出版。世間の注目を集めるものの、アイドル時代からの急激な変化にファン、マネージャー、そして未麻自身も戸惑いを覚える。やがて、未麻の周囲にはストーカーの影が忍び寄り、脚本家やカメラマンが惨殺されていく。「あたしが殺したの！？」ドラマで演じる役に浸食されるかのように自身の二重人格を疑う未麻。そんな彼女の前に「卒業」したはずの「もうひとりの未麻」が出現する。

詳細

『パーフェクトブルー』リバイバル上映
上映開始日：2025年11月21日(金)～
料金：1,600円(各種サービスデーや他の割引サービスは利用不可)
公開劇場：57館
※上映日や上映時間は各劇場に要確認。
※プレミアムシート等により料金が異なる場合あり。
※チケット販売は各劇場にて実施。
※追加公開劇場は公式X(Filmarks_ticket)にて告知。

【作品情報】
監督：今敏
脚本：村井さだゆき
原作：竹内義和
キャラクター原案：江口寿史
声の出演：岩男潤子、松本梨香、辻親八
制作：マッドハウス、オニロ
企画協力：大友克洋、樋口敏雄、内藤篤