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映画『TOVE/トーベ』“ムーミン”の原作者 トーベ・ヤンソンの半生を描く&作品誕生秘話も

「ムーミン」の原作者 トーベ・ヤンソンの半生を描いた映画『TOVE/トーベ』が、2021年10月1日(金)に公開される。

原作者トーベの半生を、「ムーミン」誕生秘話と共に描く

『TOVE(原題)』場面カット|写真1

フィンランドの作家トーべ・ヤンソンが生んだ「ムーミン」は、文学・コミック・舞台劇・アニメーションなど、多彩なジャンルを通して世界中で愛され続けている人気作品。映画では、そんな原作者トーベの波乱万丈な半生にフィーチャーしながら、どのようにして「ムーミン」が執筆され、キャラクター達が生み出されていったのか、その“誕生秘話”を映像化。トーベの人生の在り方と共に、創作への情熱を描いた感動作となっている。

戦時下に生まれた「ムーミン」

『TOVE(原題)』場面カット|写真2

物語が始まるのは、1944年のフィンランド・ヘルシンキ。戦火の中で自分を慰めるように「ムーミン」の世界を創造していったトーベは、爆風で窓が吹き飛んだアトリエで暮らし始める。型破りな彼女のライフスタイルは、厳格な芸術家の父の教えと相違するものだったが、自分の表現と美術界の潮流に生じる“ズレ”への葛藤、目まぐるしい恋愛を経つつ、トーベはムーミンと共に成長していく。

『TOVE(原題)』場面カット|写真5

そして彼女に訪れる、女性舞台演出家 ヴィヴィカ・バンドレルとの運命的な出会い。当時ジェンダーへの理解が欠落していた時代背景の中で、やがてふたりは激しい恋へと落ちていく…。

登場人物(キャスト)

『TOVE(原題)』場面カット|写真3

トーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)
画家。激しい戦⽕の中、⾃分を慰めるように不思議な「ムーミントロール」の物語を描き始める。

『TOVE(原題)』場面カット|写真6

アトス・ヴィルタネン(シャンティ・ローニー)
政治家・哲学者・ジャーナリストであり、トーベの恋⼈。スナフキンのモデルになったとも⾔われる。

『TOVE(原題)』場面カット|写真10

ヴィヴィカ・バンドラー(クリスタ・コソネン)
舞台演出家。トーベは彼女と出会い、激しい恋に落ちることに。

第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表に

2020年10月に本国で公開された本作は、瞬く間に人々の共感を集め、スウェーデン語で書かれたフィンランド映画としては、史上最高のオープニング成績を記録。さらに第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表にも選出されるなど、高い評価を得ている。

【詳細】
映画『TOVE/トーベ』
公開時期:2021年10月1日(金)新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか 全国ロードショー
出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ロニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル
監督:ザイダ・バリルート
脚本:エーヴァ・プトロ
音楽:マッティ・バイ
編集:サム・ヘイッキラ
配給:クロックワークス

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Photos(12枚)

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