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奥深き絣を味わいつくす「世界の絣」展が10月から文化学園服飾博物館で開催

文化学園服飾博物館では、「世界の絣‐IKAT textailes from the world」展が10月14日(金)~12月17日(土)に開催される。

日本で着物の紋様として良く知られる絣(かすり)は、もともと古くから世界各地で行われてきた染織技法の一つ。あらかじめ糸を染め分けた後に織りあげるもので、経糸に染めを施す経絣、緯糸に施す緯絣、経緯両方向に施す経緯絣がある。素朴な幾何学文様から複雑で精緻な具象的な文様まで、さまざまな表現が見られ、境目がかすれる文様からは独特の柔らかな表情が感じられる。展示では、日本をはじめ、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど約20か国の多様な絣を紹介し、それぞれの地域の特色を探る。また、11月12日(土)、12月3日(土)には各回13:30~先着30名限定のギャラリートークが開催される。

着物 絹 経緯絣 - 日本 20世紀初期(昭和初期) 布団地 木綿 経緯絣 - 日本・久留米地方 20世紀初め(明治時代)
左) 着物 絹 経緯絣 - 日本 20世紀初期(昭和初期)
右) 布団地 木綿 経緯絣 - 日本・久留米地方 20世紀初め(明治時代)

開催会場の文化学園服飾博物館は、すぐれた実物資料による教育・研究を目指して1979年に設置された国内有数の服飾専門の博物館で、現在年に4回テーマを設けた展覧会を開催している。また、日本の三井家伝来の着物コレクションやアジア地域の民族衣装、またシャネルやディオールといったオートクチュールデザイナーのドレスや装飾品が数多く所蔵され、世界の服飾史を一望することができる。

絣の味わいを堪能しながら、世界と日本の文化を理解を考える機会として訪れてみてはいかがだろうか。

巻衣(部分) 木綿 経絣 - インドネシア・スンバ島 20世紀初め デイ・ドレス 絹 経絣 - フランス? 1860年頃
左) 巻衣(部分) 木綿 経絣 - インドネシア・スンバ島 20世紀初め
右) デイ・ドレス 絹 経絣 - フランス? 1860年頃

【開催概要】
展覧会名:「世界の絣‐IKAT textailes from the world」展
会期:2011年10月14日(金)~12月17日(土)
会場:文化学園服飾博物館
〒151-8529東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル
URL:www.bunka.ac.jp/museum/hakubutsu.htm
開館時間:10:00~16:30(11月11日(金)、12月2日(金)、12月16日(金)は19時まで開館)
※入館は開館の30分前まで
休館日:日曜日・祝日(11月3日は開館)
入館料:一般500(400)円、大高生300(200)円、小中生200(100)円
※( )内は20名以上の団体料金
※1 障害者とその付添者1名は無料

■ギャラリートーク
日時:11月12日(土)、12月3日(土)の各回13:30~
※先着30名限定

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