映画『ブラックフォン 2』が、2025年11月21日(金)より公開される。主演はイーサン・ホークが続投。
『M3GAN/ミーガン』、『ハッピー・デス・デイ』など、数々のホラー作品を手掛けるジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズ。2022年公開のサイコスリラー『ブラック・フォン』では、断線した黒電話から聞こえる死者からのメッセージを頼りに、少年が連続殺人鬼からの脱出を図るという斬新な設定と、恐怖の先に描かれる兄妹の絆が多くの人々の感動を呼んだ。そんな全世界で1億6,000万ドルのヒットを記録した『ブラック・フォン』待望の続編として、『ブラックフォン 2』がついに公開へ。
舞台となるのは、子供の連続失踪事件が多発するコロラド州の町。ある日少年フィニーは、手品師を装う連続殺人鬼グラバーに誘拐される。監禁された地下室には、古びたマットレスと、断線した黒電話があるのみだったが、突如黒電話が鳴り響き、これまでグラバーに惨殺された少年たちからのメッセージが届く。彼らのメッセージを頼りに、フィニーが命がけの脱出を試みる一方、兄の危機を予知夢で知った妹のグウェンもまた、不思議な力を頼りに兄の行方を追っていた。フィニーは死闘の末グラバーを地獄へ葬り、固獄の地下室からのただ1人の生還者となった。グラバーの死をもって惨劇は幕を閉じたかに思われたが——。
続編の『ブラックフォン 2』では、今なお地下室のトラウマに苦しむ17歳になったフィニーと、意志の強い少女へと成長した妹グウェンが登場。夜な夜な3人の子どもが殺される悪夢を見るグウェンの説得で、現場となったウィンターキャンプの地へ向かうフィニーとグウェン。そこで突き止めたのは、グラバーと自分たちの家族を結びつける、あまりにもおぞましい真実だった。
作中では、死んだはずのグラバーが黒電話を通して「物語は完結したと思うか?」と不気味に問いかける姿が。悪夢はまだ終わっていなかったのである。死者となって再び現れるサイコキラーに、兄妹はどのように立ち向かうのか、前作を遥かに凌駕する恐怖と、さらに強く描かれる兄妹の絆に注目だ。
殺人鬼グラバーは、前作に引き続きイーサン・ホークが再び演じる。グラバーに立ち向かうフィニーは、前作で世界中の注目を集め、その後実写化映画『ヒックとドラゴン』の主人公ヒック役、『Regretting You(原題)』など立て続けに主演作にキャスティングされているメイソン・テムズ、妹のグウェン役は、ディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー4』のボニーの声を担当したマデリーン・マックグロウがそれぞれ続投する。
グラバー…イーサン・ホーク
最凶の連続殺人鬼。身の毛もよだつ口角が不自然なまでに上がった笑顔のマスクをつけている。フィニーにより地獄へ送り込まれたはずが、再びフィニーの前に姿を現す。
フィニー…メイソン・テムズ
グラバーに誘拐された当時は、気が小さく内気な性格だった。17歳になった今なお、地下室でのトラウマに苦しむ。
グウェン…マデリーン・マックグロウ
フィニーの妹。予知夢で誘拐された兄の居場所を知り、脱出を助けた。15歳となり、意志の強い少女へと成長した。
ブラムハウス製作のもと、脚本・監督をつとめるのは、前作で未知のホラー体験を世に送り世界を魅了したスコット・デリクソン。『ドクター・ストレンジ』、『エミリー・ローズ』、『フッテージ』といったように、ホラー映画からマーベル作品まで幅広いジャンルの作品を手掛ける人物だ。
【作品詳細】
映画『ブラックフォン 2』
公開日:2025年11月21日(金)
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン、C. ロバート・カーギル
出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、デミアン・ビチル、ミゲル・モラ、ジェレミー・デイビス、アリアンナ・リヴァス
原作キャラクター:ジョー・ヒル
製作:ジェイソン・ブラム、スコット・デリクソン、C. ロバート・カーギル
製作総指揮:ジョー・ヒル、アダム・ヘンドリックス、ライアン・チュレック
配給:東宝東和
原題:BLACK PHONE 2