クリストファー・ノーラン監督映画『オデュッセイア』マット・デイモン主演、神話的アクション超大作
クリストファー・ノーラン監督の新作映画『オデュッセイア』が、2026年9月11日(金)に公開される。
クリストファー・ノーラン待望の新作映画『オデュッセイア』
映画『オデュッセイア』は、『インセプション』や『ダークナイト』三部作、『インターステラー』などで知られるクリストファー・ノーランが監督、脚本を務める新作。『オッペンハイマー』では、全世界で約10億ドルの興行収入を記録、監督賞と作品賞を含む7部門でアカデミー賞を獲得する快挙も遂げた。
マット・デイモン主演、ホメロスの英雄叙事詩をアクション超大作で
そんなクリストファー・ノーランの新作映画『オデュッセイア』は、西洋文学の金字塔とされる、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」を題材とした物語。『オッペンハイマー』にも出演している名優マット・デイモンが、イタケーの王であるオデュッセウスを演じる。
ホメロスの「オデュッセイア」とは?
ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」は、トロイア戦争を生き延びた英雄オデュッセウスが、故郷イタケーへ帰還するまでの約10年の旅路と、帰り着いたのちの戦いを描く物語だ。
帰路では海神ポセイドンの妨害にさらされ、嵐や漂流、怪物、魔女など数々の試練に巻き込まれながら、仲間を次々に失っていく。一方で、物語はイタケーに残された妻ペネロペと息子テレマコスの視点も追う。王の不在につけ込んで求婚者たちが宮殿を占拠し、財産を食い潰しながら王権を奪おうとすることで、国は混乱へと傾いていく。本作でも、叙事詩「オデュッセイア」に倣い、10年にも及ぶ主人公の壮大なる旅と冒険を描き出す。
「帰る場所」と「守るべきもの」をめぐる物語
「オデュッセイア」が描くのは、怪物退治の冒険譚だけではない。神々に翻弄されながらも生き延びようとする人間の粘り強さ、長い漂流がもたらす喪失と孤独、そして家族と故郷を取り戻すための執念といった、時代が変わっても残り続ける「帰る場所」と「守るべきもの」をめぐる物語として読み継がれている。
ノーラン版『オデュッセイア』
公開された映像からノーラン監督が描いていると示唆される点をピックアップ。
・トロイの木馬が登場
トロイの木馬も映像として登場。長い旅の物語の前史、トロイア戦争にも触れられる?
・家族の物語
オデュッセウスの家族への想い、また国で待つ家族もしっかり描かれそう。妻ペネロペの「戻ってきて」というセリフからも見て取れる。冒険譚であると同時に、家族のもとへ生きて還るための物語として展開。
・“海そのものが敵”の大規模サバイバル
嵐、難破、荒れ狂う波、巨大な渦など、航海の過酷さも本予告の大きな見どころ。原典で描かれる神々の妨害や海の試練を、ノーラン監督らしいスケールで映像化。嵐・難破・疲弊した旅が描かれる。
・息子テレマコスの“父探し”
英雄オデュッセウスが不在の間に国は混し王の不在につけ込む者たちが力を持ち始める。。「死んだ」「囚われてる」など噂が流れる中、息子は父を探す。
・神話エピソード
一つ目の人喰い巨人「キュクロプス」や、オデュッセウスを島に引き留める神話上の女性「カリュプソ」も登場。人間の力だけでは抗えない存在が、オデュッセウスの帰還を阻む試練として立ちはだかる。
船乗りを誘惑して遭難させる魔物「セイレーン」、人を魔法で変身させてしまう魔女「キルケー」の登場もあるか?が今後の注目。
『オデュッセイア』登場人物
オデュッセウス…マット・デイモン
イタケの王で、トロイア戦争を終えた英雄。家族の待つ故郷へ帰ろうとするが、神々の介入や怪物、荒れ狂う海に行く手を阻まれる。10年に及ぶ旅の中で、それでも「帰る」ことを諦めず、故郷イタケを目指す。
テーレマコス…トム・ホランド
オデュッセウスの息子。長く戻らない父の行方を追う。父不在のイタケで母ペネロペを守る立場でもあり、アンティノオスら求婚者たちの圧力にさらされる。
ペネロペ…アン・ハサウェイ
オデュッセウスの妻でテーレマコスの母。夫の帰りを待ち続ける一方、イタケでは彼女との結婚や財産を狙う男たちが動き出す。オデュッセウスにとって、彼女と息子のいる故郷こそが旅の果てに戻るべき場所、心のよりどころとなる。
アンティノオス…ロバート・パティンソン
ペネロペに求婚する1人。オデュッセウス王の不在につけ込み、イタケで力を持とうとする。
アテナ…ゼンデイヤ
知恵や戦いを司る女神。
カリュプソ…シャーリーズ・セロン
オデュッセウスの旅路に現れる、神に近い女性的存在。
メネラーオス…ジョン・バーンサル
スパルタの王。トロイア戦争を知る人物。
アガメムノン…ベニー・サフディ
トロイア戦争でギリシャ軍を率いた王。メネラーオスの兄であり、オデュッセウスと同じく戦争の時代を生きる。
エウマイオス…ジョン・レグイザモ
オデュッセウスに仕える。
“史上初”全編IMAXカメラ撮影
注目ポイントは、長編映画史上初めて全編IMAXフィルムカメラで撮影された作品であること。
IMAXフィルムカメラ撮影とは、巨大なIMAXスクリーンでの上映を前提に、映画全体を高精細な大型フィルムで撮影すること。一般的な映画では一部の場面だけにIMAX撮影を使うことも多いが、機材やコストの問題で全編を撮るのは困難。そんな中で、『オデュッセイア』では”全編”を通してIMAXフィルムカメラで撮影し、質感や実在感を表現。海、戦場、怪物、俳優の表情まで、画面の細部を大きく、鮮明に映し出した。
クリストファー・ノーランにとって『オデュッセイア』は、20年越しの念願の映像化となる作品。撮影はモロッコ、ギリシャ、イタリア、アイスランド、スコットランドなど世界各地で行われ、さらに最新技術も加わり“神話的アクション超大作”になりそうだ。
製作は、アカデミー賞受賞のエマ・トーマスとクリストファー・ノーランの制作会社シンコピーが担う。
【作品詳細】
映画『オデュッセイア』
原題:The Odyssey
公開時期:2026年9月11日(金)
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
出演:マット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、ロバート・パティンソン、シャーリーズ・セロン、ジョン・バーンサル
製作:エマ・トーマス、クリストファー・ノーラン
配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
■ムビチケ前売券
販売期間:2026年6月12日(金)10:00~9月10日(木)23:59
販売場所:全国の上映劇場(一部劇場を除く)、MOVIE WALKER STORE、メイジャー通販
価格:各種1,600円
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