池﨑さんはご自身の顔について思うことはありますか?
池﨑:だいぶいかついというか、大人っぽい。デビューした当初に比べても、最近は色気のある顔つきに変化してきたかなって自分でも思います。(笑)
本当の自分とのギャップはありますか?
池﨑:あります。こういう顔とか声をしているのですが、実は結構シャイです。 たまには外でアクティブに過ごすのも好きなんですけど、内気だし落ち着いて話す方が好きなので。圧倒的にローなテンションが自分には向いていますね。
伝説の“不良”漫画「BADBOYS」にちなんで、自分の中で「ちょっとここ不良だな」と思うところがあれば教えてください!
池崎:え〜。(笑)
豆原:うわ〜なんだろう。(笑)
豆原:水を、2リットルの水を、家ではラッパ飲みします。 コップなんて使わねえぜって。(笑)
池崎:いや〜いいね。不良や。僕は、短い移動距離でもタクシーに乗っちゃいます。歩かねえぜ、みたいな。(笑) あと家の目の前のお店を宅配で頼んでしまったりもしますね。(笑)
『BADBOYS -THE MOVIE-』では自分の役をどういう人物と思って演じましたか?
豆原:司は何に対しても正面からぶつかっていく本当に真っ直ぐな男。馬鹿だけど愛されるようなキャラだったので、全てのリアクションで全力な司を出せるように頑張りました。
池﨑:陽二は間違いなくザ・男。友情や仲間、義理人情にも熱い、僕も憧れるような男なので、こうなりたいなと思いながら役に向き合っていました。ちょっとだらしない部分もあるのですが、そこも愛すべきところだなと思いました。(笑)
豆原さんは司、池﨑さんは陽二と似ている部分はありますか?
豆原:自分はわりと落ち着いているので、司ほどのストレートな性格が僕には新鮮でした。ただ人情に熱い部分は似ているなと思います。
池﨑:僕は陽二のまっすぐ1本筋を通す部分にとても共感しました。ただ自分はあそこまでオラオラしてないので、そういった“兄貴”役を演じることができて楽しかったです。
喧嘩の際のアクションシーンも大きな見どころですよね。
池﨑:小さい頃アクションのあるヒーロー作品などに憧れると思うのですが、いざ自分がアクションをやってみると、とても難しかった。どうやったら綺麗に殴っているように殴られているように見せるかとか……。でもそれはまめちゃんが圧巻でした。
豆原:いやいやいや。(笑)でも本当に楽しくて、もっとやりたいなって思いました。ワイヤーとか使って、ガチガチに。
アクションをかっこよく見せるために、事前に準備したことはありますか?
豆原:撮影前の稽古では結構練習しました。
池﨑:面白かったのが、“呼吸”です。喧嘩のシーンはもちろん疲れているシーンなので、疲れている演技の呼吸から始めて、だんだんアクションに入るんですけど、なぜだか本当に疲れている気がしてくるんですよね。
豆原:確かに!痛く無いのに顔とか痛くなるときもある。(笑)
池﨑:そうそう。(笑)演技をすることで体を騙せるというか、本当に疲れた気がしてくるので、アクションにも迫力が出て面白かったです。
最後に、今後挑戦したい役柄があれば教えてください。
豆原:サイコパス。
池﨑:良いじゃん!可愛さを捨てて?
豆原:いや、可愛いサイコパスで。(笑)
可愛いんだけど、可愛いのに「何でそんなことできるん?」みたいな二面性のある役を演じてみたいです。
池﨑:僕はエモい少年ですね。
豆原:ざっくりしてるな。(笑)
池﨑:自分とは真逆なので僕の見た目からは想像つきませんが。(笑)優しい儚げな、掴みどころのない役を演じてみたいです。
【作品詳細】
映画『BADBOYS -THE MOVIE-』
公開日:2025年5月30日(金)
監督:西川達郎
脚本:峰尾賢人、西川達郎
出演:豆原一成(JO1)、池﨑理人(INI)、山中柔太朗、井上想良、井頭愛海、岩永丞威、大下ヒロト、山谷花純、兵頭功海、青柳翔
配給:東映
原作:田中宏「BADBOYS」(少年画報社 ヤングキング刊)
©⽥中宏・少年画報社/映画「BADBOYS」製作委員会