長崎・ハウステンボスに、ミッフィーの世界観を楽しめる新エリア「ミッフィー・ワンダースクエア(Miffy Wonder Square)」が誕生。2025年6月21日(土)にオープンする。
2025年で誕生70周年を迎えるミッフィーは、オランダの絵本作家 ディック・ブルーナが描いた、小さなうさぎの女の子。オランダの街並みを忠実に再現するハウステンボスとディック・ブルーナの関わりは深く、1987年、ハウステンボスの前身である「長崎オランダ村」をブルーナが訪れたことをきっかけに、赤いスカーフと黄色い木靴を身に着けてオランダ国旗を手にしたオリジナルのミッフィーも誕生している。
ハウステンボスの中心部アムステルダムシティ内に新たに誕生する「ミッフィー・ワンダースクエア」は、ミッフィーの世界観に没入できる“世界唯一”の新エリア。ハウステンボスにとって、開業以来の最大プロジェクトとなる。
新エリアは、「ミッフィーとなかまたちの憧れの休日」をテーマに、まるで絵本のページをめくるようにミッフィーの世界へ入り込める特別な場所。飛行機やヨットで冒険したり、絵本の世界をリアルに体感したりできるアトラクションをはじめ、レストランやグッズショップも揃う。
エリア入り口の目印となるのは、ミッフィーをかたどったアーチ。アーチをくぐれば、赤、黄、青、緑、茶、グレーなどブルーナカラーの建物が立ち並び、色鮮やかな花や木々が彩る空間が広がっている。
「ミッフィー・ワンダースクエア」には、大人から子供まで楽しめる3つのアトラクションと、ミッフィーのグリーティング施設を用意。
「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」は、ミッフィーがパイロットのおじさんと飛行機に乗るアニメーション作品をモチーフにしたライド型アトラクション。作品に登場するオレンジ色の飛行機に乗ったら、いざ空の世界へ。飛行機の前にあるボタンを押せばひとたび上空へ浮かび、ボタンを離すとゆったりと低空飛行が楽しめる。
飛行中は、アトラクション上部にあるミッフィーとパイロットのおじさんが乗った飛行機に近づくことができ、まるで一緒に空の旅を楽しんでいるような気分を味わえる。また、カラフルなエリア内をぐるりと一望できるのも魅力のひとつ。体験中はいくつかのパターンでオリジナル楽曲やミッフィーの声が流れるので、何度乗っても楽しめそうだ。
同じくアニメーション作品をモチーフとしたアトラクション「ミッフィー&フレンズのヨットセーリング」は、波に乗っているかのように上下に揺れながら、スピード感あふれるセーリング体験ができる。
メラニーやボリスといったキャラクターたちと一緒にヨットに乗り込んだら出発。アトラクション中は、ミッフィーとなかまたちの楽しい話し声や心弾む音楽が聞こえてくる。また、高所に上がることがないので、絶叫系が苦手な人や家族連れにもぴったり。爽やかな風を感じながら、ミッフィーたちとの楽しい船旅を満喫してほしい。