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女優としてのキャリアとモットー

カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(映画「アデル、ブルーは熱い色」)を受賞してから、あなたの女優人生はどう変化しましたか?

もちろんすごく変化はあり、あの経験というのは大成功だったと言えます。けれど私は、かれこれこの業界でもう10年仕事をしていますので、カンヌ以前から、既に少しずつ自分のした仕事の、積み重ねが見えてきていました。

つまり少しずつ有名な監督さんと仕事ができるようになって、少しずつ重要な役を得られるようになって……。もちろんカンヌのパルム・ドールはとても大きい賞ですから、あれでもって露出が増え、人生が変わったということは言えるんですけれど。いきなり影にいたものが、ライトの光の中に出てくるような、そういう変わり方ではありませんでした。その前からも、レギュラーに仕事はしていたので。

野獣であるヴァンサン・カッセルと、撮影中どんなことを話しましたか?

撮影当時、私は仕事が多い状況だったので、そんな私を見て彼から「もうそろそろバカンスをとったら?」と言われました。でも今の彼を見ていると、彼のほうがバカンスをとらないといけないと思いますが(笑)。

作品選びでモットーにしていることはありますか?

まず監督で選びます。もちろん物語や私が演じる人物、共演者の顔ぶれも重要になってきますが、キーとなる基準の第一は、やっぱり監督です。

華やかな衣装と舞台裏

当初はエンパイアラインのドレスを使用する予定だったところ、あなたのアイディアで様々なドレスを劇中に登場させたとうかがいました。

私はやっぱりプリンセスラインのドレスは、とにかくとても見応えのあるものだと思ったので、第一生成期のデザインに限らず、プリンセスラインのドレスも見せようと監督に言いました。もちろん、ああいった様々なシルエットのドレスを着るのは、すごく楽しい経験でした。いわば子どもの夢が叶ったようなものです。

どの衣装が一番お気に入りでしたか?

緑のドレスです。やっぱり緑は希望や、自然の色だと思います。

大きなシルエットのドレスを着こなしながら、アクティブなシーンをこなすのは難しかったのではないでしょうか?

ドレスを着て走るのは、難しかったです。これまで私が経験した撮影の中で、肉体的に大変なものでした。

普通の撮影時は、クリエイティブな演技云々といった話をします。しかし今回の映画は「こういう動きをしなければいけない」といったテクニカルな制限がたくさんありすぎて、それを撮影上でまずマスターしなければなりませんでした。芸術的なことよりも、まずはテクニカルなことを考えなければいけないという、難しさがありました。

例えばすごく複雑だったのは、走っていて湖に落ちるシーンです。完成品では連続的に見えるのですが、走るシーンはグリーンスクリーンの前で撮り、湖の上ではまた別の場所で撮ります。水に実際落ちるところは、今度はプールでの撮影になり、もちろんドレスは着ているのですが、ハーネスがついていてそれによってコントロールされるという……。ひとつのシーンでも、様々な要素がありました。

撮影中ヴァンサン・カッセルは、完全に野獣のメイクをした状態でなかったそうですね。

そうなんです。全然野獣の顔をしているわけではなくて、顔に緑の印が付いている状態だったので、そういう人を前にして演じるのは難しかったです。野獣のビジュアルは一応彫刻みたいな感じで見せられていましたが、撮影はそういう状態でした。彼はすごく冗談が好きな人で笑ってしまって大変でした。

例えばダイニングルームの食事のシーンで、彼が後ろから近づいてくるのですが、顔に緑のシールがいっぱい貼られているところが見えてしまうので、演技するのがすごく難しかったです。

幼少時代やお気に入りの映画について

ご自身は、小さい頃どんな子供でしたか?

わりと夢見がちな子どもでした。だから“頭が月に行ってる”じゃないですが、ぼんやりとしていて、いつも夢を見ていて、想像の友達と遊んでいるような子どもでした。女優になりたいと思ったのはそんなに早くなくて、18歳の頃です。

好きなラブストーリー映画はありますか?

おとぎ話的なものが全部好きです。『眠れる森の美女』も好きですし。どれが好きかなぁ……選べないですね。全てラブストーリーは好きですね。それぞれ唯一無二のユニークなものだと思っています。

クリストフ・ガンズ監督&レア・セドゥ 来日記者会見の様子 >>

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