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戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる

佐賀県立美術館では、40周年特別展「あそび、たたかうアーティスト 池田龍雄」を、2023年10月29日(日)まで開催する。

池田龍雄、故郷・佐賀で初となる回顧展

池田龍雄 《腕》 1953年 板橋区立美術館蔵
池田龍雄 《腕》 1953年 板橋区立美術館蔵

池田龍雄(いけだ たつお)は、1928年佐賀県伊万里市に生まれ、2020年に92歳でこの世を去るまで、精力的に活動を続けた画家だ。実験的で大胆な表現を追求する前衛芸術に魅了された池田は、岡本太郎をはじめとする表現者と知り合いつつ、自己の表現を探究。社会の矛盾や不条理を、鋭く、ユーモラスにあぶり出すペン画をはじめ、生命や宇宙のイメージを神秘的に描きだした「ブラフマン(BRAHMAN)」シリーズや、廃材を利用したオブジェなどなどを手がけている。

池田龍雄 《怒りの海》 1953年 東京国立近代美術館蔵
池田龍雄 《怒りの海》 1953年 東京国立近代美術館蔵

池田にとって、アーティストとして生きることは「たたかい」であり、同時にアートとは人の心と精神の自由を形にする「あそび」であったという。池田は、「あそび」としてのアートを、厳しい生活と表現方法との苦闘のなかで生みだしていったのだった。

池田龍雄 《漂着》2001年 個人蔵
撮影:上野則宏 画像提供:佐谷画廊アーカイブ
池田龍雄 《漂着》2001年 個人蔵
撮影:上野則宏 画像提供:佐谷画廊アーカイブ

特別展「あそび、たたかうアーティスト 池田龍雄」は、故郷・佐賀では初となる池田の回顧展。《腕》や《怒りの海》、《ストリップ・ミル》といった絵画から、「ブラフマン」シリーズ、《メタモルフォーゼ》などのオブジェ、そして絵本原画まで、多彩な作品とともに約70年にわたる活動を紹介する。

展覧会概要

佐賀県立美術館40周年特別展「あそび、たたかうアーティスト 池田龍雄」
会期:2023年9月6日(水)~10月29日(日)
会場:佐賀県立美術館 2・3・4号展示室
住所:佐賀県佐賀市城内1-15-23
開館時間:9:30~18:00
※9月15日(金)は20:00まで開館、9月19日(火)は13:00~17:00開館
休館日:月曜日(9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館)、10月10日(火)
観覧料:一般 1,000円、高校生以下 無料
※障害者手帳、指定難病医療受給者証の所持者および介助者1名は無料
※20名以上の団体、学生証(大学・専門学校等)を提示した学生、17:00以降の入場者などは、割引観覧料 800円

【問い合わせ先】
佐賀県立博物館 佐賀県立美術館
TEL:0952-24-3947

Photos(5枚)

戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真1 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真2 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真3 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真4 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真5

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戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真1 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真2 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真3 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真4 戦後の画家・池田龍雄の回顧展が佐賀県立美術館で、「あそび」と「たたかい」の軌跡をたどる|写真5

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