「君は僕のすべてだ」ーー物語の舞台はイギリス北部ヨークシャー。荒涼とした嵐が丘にある屋敷アーンショウ家の美しい令嬢キャサリンと、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフの身分の違うふたりは、互いを求め激しく惹かれ愛し合う。だが永遠を誓った愛は、やがてすべてを破壊する狂気の復讐へと変貌をとげ、多くの悲劇を巻き起こすことになっていく…。
エミリー・ブロンテの生涯で唯一の作品となった世紀のベストセラー小説「嵐が丘」が、2026年に映画化。『バービー』や『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』のマーゴット・ロビーが、主演・プロデューサーを務め、イタリア人女性監督エメラルド・フェネルが監督・脚本を担当し、新たなノンストップ・ラブストーリーを描き出す。劇中には、嵐に揺れる屋敷やふたりを取り巻く人々の不穏なカットが連続し、激情と狂おしい運命の渦が交錯。愛と破滅が絡み合う中で、果たしてふたりの結末はどこへ向かうのか。