「そのビデオテープには映ってはいけないものが映っている…」敬太は昔、一緒に出かけた弟が失踪するという過去を持ち、今は行方不明となった⼈間を探すボランティア活動を続けていた。そしてある⽇、突然⺟から敬太に1 本の古いビデオテープが送られてくる。それは、弟の⽇向がいなくなる瞬間を映したビデオテープだった。霊感を持つ同居⼈の司はそのテープに禍々しい雰囲気を感じ、敬太に深⼊りしないよう助⾔するが、敬太はずっと⾃分についてまわる忌まわしい過去を辿るべく動き出す。そんな敬太を取材対象として追いかけていた記者の美琴も帯同し、3⼈は⽇向がいなくなった“⼭”に向かう。
映画『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』は、清水崇が総合プロデュースを手掛け、テレビ東京ドラマ「イシナガキクエを探しています」で演出を務めた近藤亮太が監督を担うホラー作品。ある家族の“弟の失踪”にまつわる1本のVHSテープをきっかけに、底冷えするような恐怖を映し出す。