2023年公開映画の中から注目の「ドキュメンタリー映画」を特集。2023年は、海外の人気ロックスターに迫る音楽ドキュメンタリーから、ファッションブランド、デザイナーのモノづくりを紐解くドキュメンタリー、アートの背景に迫るアートドキュメンタリー、著名な人物の素顔に迫る人物ドキュメンタリー、自然を映し出す自然ドキュメンタリーまで、様々な日本&海外のドキュメンタリー映画が公開。邦画・洋画共に紹介していくので、お気に入りの映画をチェックしてほしい。
ドキュメンタリー映画『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』は、マリメッコ(Marimekko)の“伝説的デザイナー”であるマイヤ・イソラの人生や、デザインの着想源となっていた旅の存在について、紐解いていく映画作品。マイヤ・イソラの娘による証言や手紙、マイヤ・イソラが書いた日記、そして当時のアーカイブ映像などを通じて、マイヤ・イソラの軌跡を辿る。
映画『うつろいの時をまとう』は、ファッションブランド・まとふ(matohu)のドキュメンタリー映画。まとふのデザイナー、堀畑裕之と関口真希子の視点や哲学を通して、日常の中に潜む美や豊かさを再発見していく作品だ。劇中には、コレクションの一部や2018年に開催されたファッションショー、2020年開催の展覧会などの様子も登場する。
エンニオ・モリコーネに密着した音楽ドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は、『ニュー・シネマ・パラダイス』など名作映画の音楽を手がけ、“映画音楽の巨匠”と称されたエンニオ・モリコーネの生前の姿を捉える最後の作品。名曲にまつわる逸話とともに回想しながら、エンニオ・モリコーネの半生、そして栄光と葛藤を辿っていく。
公開日:2023年3月24日(金)
映画『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』は、“伝説のロックスター”デヴィッド・ボウイ初の公式認定ドキュメンタリー映画。アーカイブから選りすぐった未公開映像と、名曲の数々を通じてデヴィッド・ボウイの音楽やクリエイティビティ、精神の旅路を追体験することのできる音楽ドキュメンタリーだ。
映画『アアルト』は、フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトのドキュメンタリー映画。使いやすさと優しさの共存する建築をはじめ、インテリア・家具・プロダクトデザインなどを制作し世に送り出した、アルヴァ・アアルトの人生や作品にフォーカスする。同時に、アルヴァと同じ建築家であった妻・アイノとの濃密な愛の物語も描き出す。
映画『屋根の上のバイオリン弾き物語』は、ミュージカルの金字塔『屋根の上のバイオリン弾き』のバックストーリーを丹念に追ったドキュメンタリー作品。帝政ロシアの時代を背景に、今を一生懸命生きようとするユダヤ教徒の家族を描く世界的なヒットミュージカルの背景に迫り、日本ではほぼ知られていない意外な事実を明らかにしていく。
映画『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』は、珍しい生きものから身近な生きものまで、世界中の生きものたちが登場する、NHK総合テレビの人気ドキュメンタリー番組『ダーウィンが来た!』の劇場版4作目。“日本の生きものたち”にフォーカスし、驚きのスクープ映像から思わずほっこりする親子のドラマまで、日本の自然に息づく生きものたちの姿を映し出す。
映画『旅するローマ教皇』は、『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』『国境の夜想曲』など、国際的評価の高い傑作を生みだしてきたドキュメンタリーの名匠ジャンフランコ・ロージ監督による作品。愛に溢れたローマ教皇の真の姿に迫る本作では、圧倒的映像美や約500時間に及ぶ膨大な記録映像と、監督撮りおろしの映像を交えたドキュメンタリーに仕上げた。
映画『sio 100年続く、店のはじまり 』は、代々木上原にあるレストラン「sio」のオーナーシェフであり、数多くの企業のフードプロデュースを手掛ける鳥羽周作の姿を追うドキュメンタリー。 「おいしい」で幸せを届けるために孤独に走り続ける鳥羽周作のこれまで見せてこなかった姿を映し出す。