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重松清の小説『とんび』初の映画化、阿部寛×北村匠海×瀬々敬久監督で親子の絆を描く

重松清のベストセラー小説「とんび」が初の映画化。阿部寛×北村匠海の共演で、映画『とんび』として2022年4月8日(金)に全国公開される。

親子の絆を描いた名作「とんび」

瀬々敬久, 北村匠海 インタビュー|写真14

重松清による小説『とんび』は、一組の親子の絆を描いた感動ストーリー。妻を先立たれた後、不器用だけれど深い愛で息子を育てた父と、一歩一歩まっすぐな大人へと成長していく息子の、不滅の絆を描いた小説は、累計60万部を超えるヒットを記録。過去には2度のTVドラマ化も果たした『とんび』だが、今回オリジナルストーリーを加えた新たな物語として待望の映画化を実現する。

阿部寛×北村匠海が親子役に

瀬々敬久, 北村匠海 インタビュー|写真1

物語の核となる“とんびと鷹”親子を演じるのは、本作で初共演となる阿部寛×北村匠海の豪華タッグ。

主人公・ヤス/市川安男(阿部寛)

親の愛を知らないまま父となりながら、男手ひとつで息子を愛し続ける主人公。破天荒ながら周囲に愛されている。演じるのは、『護られなかった者たちへ』『HOKUSAI』などに出演する阿部寛。

息子・アキラ/市川旭(北村匠海)

ヤスのもとで真っ直ぐに育つ息子。2021年に『東京リベンジャーズ』『明け方の若者たち』など主演作が立て続けに公開された北村匠海が務める。

その他の登場人物&キャスト

瀬々敬久, 北村匠海 インタビュー|写真11

由美(杏)...出版社に勤める編集者でアキラの婚約者。
照雲(安田顕)...ヤスの幼なじみで薬師院の跡取り息子。
幸恵(大島優子)...照雲の妻。
たえ子(薬師丸ひろ子)...ヤスの姉貴分でアキラを我が子のように可愛いがる、小料理屋「夕なぎ」の女将。
美佐子(麻生久美子)...ヤスの妻でアキラの母。
海雲(麿赤兒)...薬師院住職で照雲の父。

その他、濱田岳、宇梶剛士、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上 淳、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生が出演する。

阿部寛&安田顕にインタビュー

瀬々敬久, 北村匠海 インタビュー|写真18

公開に先駆け、ファッションプレスでは主人公・ヤス役を演じた阿部寛と、ヤスの親友・照雲役を演じた安田顕にインタビューを実施。不器用だけれども大きな愛情を持つ父親とその息子の絆を描いたベストセラー小説『とんび』初の映画化にどのように向き合ったのか。作品の魅力から役作りについてまで話を伺った。

■原作は重松清さんの小説『とんび』で、過去に2回ドラマ化された人気作品でもあります。おふたりがこの原作にふれたのは映画出演が決まった後だとお伺いしましたが、作品に対する率直な感想を教えてください。

阿部:物語の主要人物はもちろん、彼らを取り巻く人々の“心の機微”が丁寧に描かれていて、見事な小説だなと思ったのが第一印象です。しかしその一方で、時間的な制約もあり映画では全て描けない、そんな作品の“奥深さ”をどのように表現したらいいのだろうか…と思ったのを覚えています。

安田:そうですね。重松さんの独特な筆運びで綴られる美しい文章、そして人を感動させる唯一無二の物語。原作が素晴らしいからこそ、何度も映像化されてきたのだろうなと思いました。

また、『とんび』という作品は、テーマの1つに“親子愛”がありますが、僕はそれ以上に親と子、両方の成長を描いた〈人間賛歌〉の物語だなと感じました。子どもの成長を見つめる父親の物語というよりも、子どもとともに成長していく父親の物語だと思っています。

瀬々敬久, 北村匠海 インタビュー|写真6

阿部:実際に、僕が演じたヤスという男は、大人だけれども子どもみたいなところがある、“大きな子ども”のような役でした。

そんな人が子育てをするわけですから、一筋縄ではいきません。でも、町の人たちに助けてもらいながら日々奮闘して、子どもと一緒に成長していく。そういう不器用だけど憎めない父親なのだと捉えています。

『とんび』という作品は、一組の親子と彼らを取り巻く人々、様々な人の愛が錯綜する〈大きな家族〉を描いた壮大な物語といえるのかもしれません。

瀬々敬久, 北村匠海 インタビュー|写真4

■昭和から令和までを描くという時間軸で見ても壮大な物語といえそうです。また、ひとつの作品の中で様々な年代を演じる役柄は多くないことだと思います。

阿部:劇中では年代ごとに息子・アキラ役の演者が変わるのですが、全員が短い時間なのに愛おしくて、もちろん一人一人全然違う個性をもった子役の子ですが、時間の変化と共にしっかり成長していくアキラがつながっていた。だからこそ彼らの成長と共にヤスが親として変化していったのだと思います。

特に、最後のアキラ役は北村匠海君が演じていますが、落ち着いた佇まいは大人のアキラそのものだった。だから、時の流れを表現するということに関しては、この作品の中で特に難しいことだとも感じなかったんです。人生と同じように“気が付いたら時間が経っていた”というような感覚でした。

瀬々敬久, 北村匠海 インタビュー|写真9

■安田さんはいかがでしたか?

安田:阿部さんがお若いんですよ。僕は阿部さんの10歳くらい年下ですが…。僕が老けているわけではないと思うのですけど(笑)。阿部さんが元々お若いのでね。

阿部:今日はなんか若いね!(笑)

安田:本当ですか?(笑)

阿部:あの時の方が老けてた。

安田:役作りもさることながら、お酒の影響もあったかもしれませんが…(笑)。特殊メイクの方々も驚くほどリアルに仕上げてくださったので、様々な年代を演じることに対して難しいと感じることは特にありませんでした。

阿部:安田くんは、『とんび』以外にも、ドラマなどで親しい同僚の役など色々とご一緒してきたんですが、合わせてくれるのでありがたいです。

安田:でも阿部さん、僕がだいたい後ろに立つと振り返って余計なことするなよって言われますよ。

阿部:(笑)。後ろに立たれると怖い役者だよ(笑)。

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