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映画『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』“幻の名画”をめぐる老美術商と家族の物語

映画『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』が、2020年2月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開される。

“運命の絵”に魅せられた老美術商

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真1

主人公は、年老いた美術商オラヴィ。仕事一筋に生きてきた彼のもとに、ある日、音信不通だった娘から、問題児の孫息子・オットーを職業体験のため数⽇預ってほしいという依頼を受けることから物語は始まる。

その矢先、オラヴィが出会ったのは、オークションハウスで飾られた1枚の肖像画。署名がないもののその価値を確信したオラヴィは、その絵画を手に入れようと資金集めに走る。そのなかで明らかになる、娘親子の過去──絵画に魅せられ生涯を捧げた男と、その家族が見出す“本当に価値のあるもの”が描きだされる。

アラヴィが出会った“幻の名画”

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真2

物語のキーとなる、オラヴィがオークションハウスで見つけた1枚の肖像画。全てがベールに包まれた作品だったが、孫息子・オットーの協力もあり、近代ロシア美術の巨匠イリヤ・レーピンの作品という証拠を掴む。

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真3

イリヤ・レーピンといえば、19世紀に⽂学のトルストイやドストエフスキー、作曲家のチャイコフスキーなどと並び、近代ロシア美術を牽引した国宝級と称される画家のひとり。そんな“幻の名画”が何故ここにあるのかー?名画に込められた真実が明かされる時、すれ違う家族の秘めた想いが絆を紡ぎだす。

監督にクラウス・ハロ

『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真4

監督を務めるのは、クラウス・ハロ。⻑編のデビュー作でベルリン国際映画祭クリスタル・ベア賞を受賞、過去4作品がアカデミー賞外国語映画賞フィンランド代表に選出され、フィンランドを代表する監督と称される。アカデミー賞のショートリストに選出、ゴールデングローブ賞外国語映画賞にもノミネートされた前作『こころに剣士を』の脚本家と再びタッグを組み、国宝級絵画を多数有するフィンランド国立アテネウム美術館などの全面協力のもと、本作を作り上げた。

詳細

映画『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』
公開日:2020年2月28日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて公開
原題:ONE LAST DEAL
監督:クラウス・ハロ
脚本:アナ・ヘイナマー
出演:ヘイッキ・ノウシアイネン、ピルヨ・ロンカ、アモス・ブロテルス、ステファン・サウク
配給:アルバトロス・フィルム、クロックワークス
2018年 / フィンランド / シネマスコープ / 95分 / DCP5.1ch / フィンランド語・スウェーデン語・英語

©Mamocita 2018 lastdeal-movie.com

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『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真1 『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真2 『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真3 『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真4 『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真5 『ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像』場面カット|写真6

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