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ファッションを考える勉強会の第2回が開催 - ケイスケカンダを通して読み解く「ガーリー」の突然変異

ファッションを考える勉強会の第2回が開催 - ケイスケカンダを通して読み解く「ガーリー」の突然変異 - 画像1

ファッションのつくり手であるデザイナーに焦点をあてて、人々の装いについての文化や社会現象を考えていく勉強会「Think of Fashion」の第2回目が、2012年11月25日(日)に開催される。今回は、「keisuke kanda-『ガーリー』の突然変異」をテーマに、埼玉大学非常勤講師の小澤京子とモデレーターを務める高城梨理世とともに考える。

日本のサブカルチャーの特徴とされる、「kawaii」という形容を始め、ファッションにおいても「ガーリー」であることが価値を持ち続けてきた。その系譜の中でも、ケイスケ カンダ(keisuke kanda)は近年若い女性たちの間でカルト的な人気を誇るデザイナーであり、異彩を放つ存在だ。

講演会では、主に1970年代以降の「ガーリーファッション」の流れを踏まえつつ、「記号的なもののパロディとしてのリボン」、「着られる保健室」、「マンガチックなアヴァンギャルド」などをキーワードに、ケイスケ カンダの特殊性に注目する。彼について語ることを通して、「ガーリーであること」が日本のサブカルチャーの中で持ってきた意味もまた、浮かび上がってくるだろう。

【プロフィール】
講師:小澤京子
埼玉大学非常勤講師。建築・都市のイメージ分析と並行して、衣服と身体の関係性ついての考察や、ファッション批評を手掛ける。単著に「都市の解剖学──建築/身体の剥離・斬首・腐爛」(ありな書房、2011) 、最近の学術エッセイに「シアタープロダクツの方法論―アーカイヴァルな引用とスペクタクルのメタ構造」『fashionista』第1号(2012年)、「映画の基盤を掘り崩す」『ユリイカ』2012年8月号(特集:クリストファー・ノーラン)、青土社など。

モデレーター:高城梨理世
1984年鹿児島生まれ。母親の影響で幼少時からファッションに興味を持つ。国際基督教大学への進学を機に上京、西洋美術史を専攻「COLORS ファッションと色彩:VIKTOR & ROLF & KCI」展がきっかけで、ファッションを研究、記述することに関心を持ち、以後修士課程終了まで、ファッションを研究テーマとする。興味の対象はファッションをオリエンタリズムや、前衛性、身体性の問題など。好きなブランドはヨウジヤマモト。東京大学大学院表象文化論コース修士課程修了。

【講演会詳細】
日時:2012年11月25日(日) 18:00~19:30 
会費:2,000円※ワンドリンク付
定員:25名
TEL:03-6318-2003
URL:http://blockhouse.jp/ 
※勉強会後 懇親会を予定。ワンドリンク・フード付き、1,500円。

【申し込み先】
「Think of Fashion ファッションを考える」実行委員会
palette.produce@gmail.com
※アフタートーク参加希望の方はあわせて記載すること

【今後の予定】
12月9日(日)18:00~
フィーチャーブランド:コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)
講師:工藤雅人(文化ファッション研究機構共同研究員) 

2013年1月27日(日)18時~ 
フィーチャーブランド:ハトラ(hatra)
講師:星野太(東京大学特任助教) 

2013年2月24日(日)18時~
フィーチャーブランド:ア ベイシング エイプ(A BATHING APE)
講師:依田健吾(批評家・研究者)

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ケイスケ カンダ(keisuke kanda) ガーリー|写真1

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ケイスケ カンダ(keisuke kanda) ガーリー|写真1

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