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展覧会「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」広島県立美術館で、日本初公開含む名作80点

展覧会「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」が、広島県立美術館にて2019年11月2日(土)から2020年1月26日(日)まで開催される。

世界屈指の貴重なコレクションが来日

ウジェーヌ・ブーダン《ドーヴィル、波止場》1891年、油彩・板
ウジェーヌ・ブーダン《ドーヴィル、波止場》1891年、油彩・板
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

「バレル・コレクション」は、産業革命期に英国随一の海港都市として栄えたグラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレルが蒐集した芸術作品のコレクション。多岐にわたるジャンルの作品を集めた、世界屈指のコレクションとされている。

76点が日本初公開

エドゥアール・マネ《シャンパングラスのバラ》1882年、油彩・カンヴァス
エドゥアール・マネ《シャンパングラスのバラ》1882年、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

東京、愛媛、静岡で開催され、広島に巡回する「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」では、9,000点以上にも及ぶ「バレル・コレクション」の中から西洋近代絵画を中心とした73点の作品と、同市のケルヴィングローヴ美術博物館が所蔵するゴッホやルノワールなどの作品7点を展示。全80点の内、76点は日本初公開となる。

通常は英国外への作品貸し出しを行わない「バレル・コレクション」だが、現在、改修工事に伴い閉館しているため、日本でのコレクション展示が実現。貴重な名作を通じて、写実主義から印象派への流れに迫っていく。

ドガの名作《リハーサル》も初来日

エドガー・ドガ《リハーサル》1874年頃、油彩・カンヴァス
エドガー・ドガ《リハーサル》1874年頃、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

中でも注目したいのは、初来日となるエドガー・ドガの《リハーサル》。深みのある色彩で描かれた繊細な雰囲気と、大胆な構図が魅力の《リハーサル》は、2016年にオーストラリアで開催されたドガの大回顧展の図録で表紙を飾った程の名作だ。

ドガがバレエという主題に興味を持ちはじめたのは40代から。当時は、パリ・オペラ座の席を年間購入する会員は楽屋や練習風景を見ることができたため、ドガはその特権を利用して多くのシーンを描いた。ドガは他の印象派と違って見たものを直接カンヴァスに描くことはせず、スケッチや写真をアトリエで合成して作品を制作。ドガの計算された構図による、スペクタクルな空間描写は、注目したいポイントの1つだ。また、半透明のチュチュをはじめ、大きな窓、向こう側の見える螺旋階段、床に映った少女たちの薄い影といった要素によって、透明感や軽さが感じられる仕上がりとなっている。

ピエール・オーギュスト・ルノワール《画家の庭》1903年頃、油彩・カンヴァス、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
ピエール・オーギュスト・ルノワール《画家の庭》1903年頃、油彩・カンヴァス、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

その他、ポール・セザンヌの《エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰》やピエール・オーギュスト・ルノワールの《画家の庭》、ウジェーヌ・ブーダンの《ドーヴィル、波止場》など、戸外の風景や人々の様子を穏やかなタッチで描き出した、印象派の作品が揃う。

ゴッホが描いた画商リードの肖像など

フィンセント・ファン・ゴッホ《アレクサンダー・リードの肖像》1887年、油彩・板、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
フィンセント・ファン・ゴッホ《アレクサンダー・リードの肖像》1887年、油彩・板、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

また、バレルにフランス美術を紹介した敏腕画商、アレクサンダー・リードをフィンセント・ファン・ゴッホが描いた《アレクサンダー・リードの肖像》が登場。リードは、パリでゴッホの弟テオと同じ職場で働いており、彼ら兄弟と同じアパルトマンでともに過ごしていた。

【詳細】
印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション
会期:2019年11月2日(土)~2020年1月26日(日)
開館時間:9:00~17:00
※金曜日は19:00まで、入場は閉館30分前まで
※11月2日(土)は10:00開場。
休館日:年末年始(12月25日(水)~1月1日(水)) ※月曜開館
場所:広島県立美術館
住所:広島県広島市中区上幟町2-22
料金:一般 1,400(1,200)円、高・大学生 1,000(800)円、小・中学生 600(400)円
※( )内は前売り、20名以上の団体料金
※学生券を購入、入場の際は学生証の提示が必要。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳及び戦傷病者手帳の所持者と介助者(1名まで)の当日料金は半額。手帳の提示が必要。
前売券販売所 : 広島県立美術館、セブンチケット(セブンコード 078-280)、広島市・呉市内の主なプレイガ イド、画廊・画材店、ゆめタウン広島、中国新聞社読者広報部、中国新聞各販売所(取り寄せ)など

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