大手町の大規模複合施設「大手町ワン(Otemachi One)」がグランドオープンし、30テナントが入居する商業施設「大手町ワンアベニュー(Otemachi One Avenue)」が2020年6月17日(水)に開業。
また、「フォーシーズンズホテル東京大手町」が、9月1日(火)、同施設内にオープンする。
「大手町ワン」は、皇居側に位置する地上31階地下5階の「三井物産ビル」と、日比谷通り側に位置する地上40階地下5階の「大手町ワンタワー(Otemachi One Tower)」からなる大規模複合施設。
建物は主にオフィスビルとなるが、商業店舗が集う「大手町ワンアベニュー」をはじめ、ホテル、宴会場、多目的ホールが入るなど、複合施設として多くの人に開かれたスポットになる。大手町エリアでは最大級となる開発だ。
開業される場所は皇居に面しているため、敷地内には皇居の緑ともリンクするような緑豊かな広場空間が整備され、屋外イベントなども開催できるようになる。
地下鉄のコンコースと直結する「大手町ワン」の地下には、商業施設「大手町ワンアベニュー」を開業する。ランチだけでなく、テイクアウトや夜の会食にも対応する多様な飲食店と、皇居ランに便利なランニングステーション、クリニックモールといったサービス店舗、あわせて30テナントが軒を連ねる。
1階には、2019年に日本初上陸を果たしたイタリアの老舗高級チョコレート・ジェラート専門店「ヴェンキ(Venchi)」が出店。人気のチョコレートの量り売りや職人がその場で作るジェラートのほか、国内店舗初となるカフェスペースを併設し、ドリンクメニューも提供する。
さらに、スペシャルティコーヒーの専門店「堀口珈琲(HORIGUCHI COFFEE)」も同フロアにオープンする。
地下1階と2階にはフランスのベーカリー「メゾンカイザー(MAISON KAYSER)」の手掛けるカフェ「アンドコーヒーメゾンカイザー(&COFFEE MAISON KAYSER)」や、“体が喜ぶハンバーガー”を提供する「ザ サードバーガー(the 3rd Burger)」、台湾発のティースタンド「ジ アレイ(THE ALLEY)」といった顔ぶれが揃う。