フィンランド発の「カフェ・アアルト(CAFE AALTO) 新丸ビル」が東京初出店。2025年8月29日(金)、東京・丸の内の商業施設「新丸ビル」にオープンする。
「カフェ・アアルト」は、建築家 アルヴァ・アアルトが設計した、フィンランド・ヘルシンキの「アカデミア書店」2階で1986年にオープンしたカフェ。アルヴァ・アアルトが手掛けたインテリアや家具に囲まれた落ち着きある空間で食事を楽しめると、長きにわたって愛されてきた。
東京初の店舗は、2025年夏にリニューアルした新丸ビル内に位置する。店内では、フィンランドの伝統的なカフェメニューを中心に展開。常時アーティストの作品を飾り、食事とともにアート鑑賞も楽しめる場を提供する。
メニューには、フィンランドの味を一度に楽しめる「カフェ・アアルト セット」や、北欧ならではのオープンサンド「ノルディックサーモンのコールドサンド」を用意。セットでは、サーモンの旨みが溶け込んだ温かなスープにブレッド、シナモンロールやサラダ、ドリンクを組み合わせた。本場さながらの食卓を堪能できる。
サーモンや野菜をたっぷりとのせたオープンサンドは、シンプルながら素材の味を引き立て、軽めのランチにもぴったりだ。
スイーツには、野生種のブルーベリーを使ったタルトが登場。果実そのものの甘酸っぱさをぎゅっと閉じ込め、素朴ながらも深みのある味わいに仕上げている。コーヒーとの相性も良く、食後のデザートやティータイムにも最適だ。
店内は、木の床に黒レザーと金色のフレームのチェア、大理石と木のテーブルを合わせた北欧テイスト。椅子はアルヴァ・アアルトが手掛けた「カフェ・アアルト」オリジナルのものだ。天井からつるされた金色のペンダント照明が柔らかな光で包み込む。食器は、フィンランドのテーブルウェアブランドイッタラ(iittala)のタンブラーや、カイ・フランクの「ティーマ」の食器を用いた。細部まで北欧のこだわりが行き届いている。
オープニングでは、「日常に漂う印象の存在」をテーマに制作する門田千明の個展をカフェ内で開催する。アアルトのフラワーベースと植物、白樺、上空から見たフィンランドの湖と森のフォルムを題材にした作品を中心に展示する。
【詳細】
カフェ・アアルト 新丸ビル
オープン日:2025年8月29日(金)
住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル 4F スパイラルガーデン店内
時間:11:00~21:00 (日・祝11:00~20:00) ※施設の休館日に準ずる
メニュー例:
・「カフェ・アアルト ランチセット」2,800円
・「ノルディックサーモンのコールドサンド」1,500円
・「ビルベリー (野生のブルーベリー) のタルト」850円
■門田千明展
会期:2025年8月29日(金)~12月末
会場:カフェ・アアルト 新丸ビル
入場料:無料