島北側の高台。切り立つ海岸線と“ケラマブルー”の海原、阿嘉島など島を見渡す大パノラマを楽しめる。冬〜早春(目安1〜3月)は、ザトウクジラの回遊を遠望できるホエールウォッチングの定番地。
座間味港の目の前にある無人島。透明度の高い海に森のようなサンゴが広がり、浅瀬でも魚が多いためシュノーケルが楽しめる。
浅瀬が広く、穏やかな時間が流れる無人島。座間味島の沖合に浮かぶ。設備は整っていなく、飲料や日除けの準備は必須。
アクセスするには水上タクシー「無人島渡し」(往復1500円、港から約10分)を利用する必要があり、観光案内所やホテルで手配しよう。
実在の犬・マリリン記念して建てられた「マリリンの像」は、愛情や絆のスポットとされている。映画『マリリンに逢いたい』(1988)のモチーフとなった犬で、雄犬のシロが雌犬マリリンに会うため、阿嘉島から座間味島まで約3キロの海を泳いで渡ったという。この感動エピソードをベースに映画が製作された。座間味島の「マリリンの像」と海を挟んで向かい合う形で、阿嘉島には「シロの像」が設置されている。
共通:那覇⇔慶良間諸島の基本ルート
発着:那覇「泊港(とまりん)」。
航路:
・泊港⇔阿嘉・座間味
【便数の目安】高速船は原則として1〜2往復/日、フェリーは1往復/日が基本。夏季や連休には増便やダイヤ変更が行われる場合がある。
【要注意】
繁忙期は、
・朝早くの那覇(泊港)⇒座間味
・夕方・最終の座間味⇒那覇(泊港)
の予約が非常に困難であること。直前だとほぼ予約できない。
■座間味島への航路
・高速船「クイーンざまみ3」:所要時間は約70分。
・フェリー「フェリーざまみ」:所要時間は約120分。
【アクセス・便数(季節により変動あり)】
「クイーンざまみ3」は通年で9:00発の朝便が運航され、季節や日程により午後便が追加されるダイヤが一般的。
「フェリーざまみ」は1便/日が基本で、所要時間は約120分。夏季は17:00〜18:00頃に那覇へ戻るダイヤが多く、冬季は14:00台と早まることがあるため、日帰りを予定している場合は要確認。
■島内での移動
村営バス:港↔古座間味/阿真などを結ぶ2系統。島内にタクシーは基本的にない。レンタサイクル・原付バイクが一般的。
レンタカーもあるが台数は少ない。レンタルバイクは借りやすい。
※港⇔ホテルは宿泊施設が送迎してくれることが多い。
■島間の移動
慶良間諸島内を小型船「みつしま」が運航。
阿嘉↔座間味が常時運行で、渡嘉敷(阿波連)へは予約が入った時だけ運航する。ただし、基本的に渡嘉敷(阿波連)⇔座間味・阿嘉も朝と夕方に運航しており、前日17時までに予約さえすれば移動ができる。料金は1050円。
座間味島は阿嘉島、渡嘉敷島と比較すると、民宿や小規模ホテルは多いが、訪れる旅行者も他島より多く激戦。客室数には限りがある。特に夏季や連休などの繁忙期は満室になることが多く早めの予約が必須。宿泊施設だけでなく、直前だと飲食店の確保も人気店であれば難しくなる可能性があるため注意。ランチは問題ないが、ディナーは事前に予約を推奨。