「たべっ子どうぶつ」は、敵に打ち勝つような武器を持たない分、“カワイイ”を武器に危機に立ち向かいます。お2人の武器は何でしょうか?
松田:僕はこれといった武器はらいおんくんと同じく持っていなくて。Travis Japanのメンバーやファンの皆さんが武器だと思っています。自分の周りが自分を強くしてくれていますから。
髙石:私は楽観的でポジティブなところが武器だと思っています。
「たべっ子どうぶつ」が挑むのは“世界滅亡のピンチ”という大きな壁。もしお2人が不可能だと思うミッションに挑むとき、どのように乗り越えていきますか。
松田:一度自分で挑んでみて、ダメだった場合は周りの仲間たちに助けてもらったり……。それでもダメなら落ちるところまでへこんで、一旦諦めます。「あ、終わった」って(笑)。「ま、いっか!」精神で考えすぎずに気楽にトライしてみて、ダメだったら反省して……みたいなことが日常茶飯事です。落ち込んだ後、また前向きになれた時にエンジンを掛け直してチャレンジしていく感じです。
実際に、Travis Japanのメンバーに助けられて乗り越えられたこともあったのでしょうか。
松田:もちろんです。グループ活動でもそうですし、ソロの活動の時も「ちょっとこの壁大きいな」と思う時はメンバーが「大丈夫か?」って察知してくれて、話を聞いてくれたり、一緒にご飯に行ってくれたり。でも、自分たちは、負の感情を一旦忘れて踊っちゃうというか、逆に違うエンタメに繋げていくこともできるので環境に恵まれていると思います。
髙石さんはいかがですか?
髙石:壁があるおかげで自分を知ることができる機会が多いです。実際に対峙しているときは悩みつつも、俯瞰で見れば壁ってありがたくて贅沢なことだな、と気付いてからは、しっかりぶつかって失敗しよう、と考えています。壁があっても前向きにとらえていきます。
たとえば監督と意見が合わないとか、役をつかめないとか、お芝居の上で困難なことがある時も前向きに?
髙石:私そういうの大好きです!自分が全然違う、間違っていた、みたいなやり取りも好きです。自分と全く違う考えを持ってきてくださることについても逆にすごいなって感じて、「それなら次は何ができるのかな」と考えたりします。
髙石さんは“壁”を見つけるとスイッチが入るような感じなのですね。
髙石:私のポジティブな部分がそういうところに出ているのと、負けず嫌いだというのはあるかもしれないです。落ち込みたい時は落ち込みたいと思いつつ……できなかったら「次」を考えるし、気が付いたらもう前を向いている気がします。
おかしと人間が仲よく暮らすスイーツランドでは、歌って踊るスーパーアイドル「たべっ子どうぶつ」が大人気。しかし、世界征服を目論む最凶のわたあめ軍団によって、ぺがさすちゃんが囚われてしまう!かわいいだけが取り柄のたべっ子どうぶつたちに課せられたまさかの救出ミッション。武器なし、策なし、意気地なしのたべっ子どうぶつたちは、仲間を助けて世界を救えるのか?
【作品詳細】
映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』
公開日:2025年5月1日(木)
原作:ギンビス
監督:竹清仁
脚本:池田テツヒロ
〈声優キャスト〉
出演:松⽥元太、⽔上恒司、髙⽯あかり、藤森慎吾、蒼井翔太、⼩澤亜李、⽔瀬いのり、東⼭奈央、⽴⽊⽂彦、間宮くるみ、大野りりあな、関智一、大塚明夫、大塚芳忠
企画・プロデュース:須藤孝太郎
クリエイティブプロデューサー:小荒井梨湖
音楽:羽柴吟
音楽制作:TBSテレビ
音響制作:グロービジョン
音響監督:横田知加子
アニメーションプロデューサー:宇井正人
CGスーパーバイザー:堺井洋介
アートディレクター:亀井清明
ラインプロデューサー:髙橋弘樹
宣伝プロデュース:KICCORIT
アニメーション制作:MARZA ANIMATION PLANET INC.
製作幹事:TBSテレビ
配給:クロックワークス、TBSテレビ