映画『MELT メルト』は、思春期にあるトラウマを抱えた主人公エヴァの復讐劇を描くリベンジ・スリラー。大人になったエヴァが13歳の少女時代に起きた忌まわしい過去を回想し、恐ろしい復讐計画を進める現在と時間軸を交錯させながら緊迫感あふれる物語を描く。製作スタッフには映画『CLOSE/クロース』のメンバーが名を連ねている。
映画『トレンケ・ラウケン』は、アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンで1人の女性が姿を消すところから始まるミステリー作品。同僚や恋人は彼女の足取りを辿り、トレンケ・ラウケンでの謎にも迫っていくが、物語は予想のつかない多方向へと広がっていく。上映時間4時間超えの大作だ。
映画『けものがいる』は、100年以上の時を超えて転生を繰り返す男女の物語を描くロマンティック・スリラー作品。人間の感情が不必要とされ、“感情の消去”を強いられるようになった2044年を生きる主人公の女性を、レア・セドゥが演じる。彼女が感じる「何かが起きる」という強い恐怖心の正体とは?
メル・ギブソンが監督を務めた映画『フライト・リスク』は、アラスカ上空の航空機を舞台にしたサスペンス映画。1万フィートの上空で“予測不能の騙し合い”が繰り広げられる。主演はマーク・ウォールバーグが務め、身分を偽り連邦保安官と重要参考人に接近する謎めいたパイロットを演じる。
映画『セプテンバー5』は、“五輪大会史上最悪”の事件として語り継がれている1972年ミュンヘン五輪の人質テロ事件を題材にしたサスペンス映画。パレスチナ武装組織「⿊い九⽉」がイスラエル選⼿団を人質にとった様子をリアルタイムで実況中継した、スポーツ番組のテレビクルーたちの視点から事件の一部始終を描く。
サスペンススリラー映画『聖なるイチジクの種』は、とある家庭内で消えた1丁の銃を巡り、家庭内に疑惑が渦巻いていく様を緊張感あふれる描写で描く作品。家族同士でさえ知らなかった、隠された家族の顔があぶり出されていく、不安と緊張に満ちた展開に注目だ。第77回カンヌ国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。
映画『ハイパーボリア人』は、『オオカミの家』のクリストバル・レオンとホアキン・コシーニャが監督を務めた作品。実写だけでなく影絵やアニメ、人形、16mmフィルム、ビデオなどを織り交ぜて、実在した文化人や政治家も登場させるなど現実と虚構を曖昧に描写。主人公は幻聴に悩まされる患者の話をもとに映画を撮ろうとするも、いつしか謎の階層に迷い込んでしまう。