グランドセイコー(Grand Seiko)は、「グランドセイコー 果実と花の和菓子屋 とき」を、東京・神宮前のスタンバイに2023年10月27日(金)から11月5日(日)までの10日間限定でオープンする。クリエイティブ・ディレクターを務めるのは、フードエッセイスト・フードディレクターの平野紗季子。
「グランドセイコー 果実と花の和菓子屋 とき」は、「ときを食(は)む和菓子。」をテーマにグランドセイコーと平野紗季子がタッグを組み、期間限定で展開する“まぼろしの和菓子屋”。2022年10月に初開催され、好評を博した。
今回のメインテーマは、「果実と花」。自然や季節の移ろいとクラフトマンシップ、そしてグランドセイコーのブランドメッセージとも共鳴する、この一瞬を生きる生命力や美しさ・瑞々しさを和菓子を通して表現する。フレッシュでラグジュアリーな世界観に注目だ。
菓子作家として、宝石のようなパフェや、芸術的な菓子を生み出す「パティスリィ アサコ イワヤナギ(PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI)」を率いる岩柳麻子と、日本の自然や和のハーブをリスペクトしたデザートを提案する「ファロ(FARO)」のシェフパティシエ加藤峰子の2名が参加。朝・昼・夕・夜といった「とき」を題材に、洋菓子作家ならではのアイディアで創作する、新たな和菓子を提案する。
「パティスリィ アサコ イワヤナギ」の岩柳麻子が考案した「夕映(ゆうばえ)|無花果のパルフェ ジャポネ ア アンポルテ」は、パフェに刻々と移り変わる秋の夕暮れを映し出した1品だ。食べ進めていくにつれ形を変えていくパフェそのものの不可逆的な時間軸と、徐々に染まりゆく秋の夕闇を重ね合わせた。無花果を中心に、山椒や柚子、山葡萄、花香焙茶(はなかほうじちゃ)の味わい組み合わせている。
この他、和栗と求肥のパイや蕎麦粉のブールドネージュ、実山椒蜜柑と煮林檎の琥珀糖掛けパートドフリュイなどを詰め合わせた「白日(はくじつ)| 秋風の吹寄」も考案。色づいた草花や木の実が風で舞い、吹き寄せられた一刻を、色とりどりの和菓子の“吹寄”で表現している。
「ファロ」の加藤峰子は、瑞々しいマスカットと白餡を澄んだ錦玉で包み込んだ「薄明(はくめい)|マスカットの草露錦玉(そうろきんぎょく)」を提案。日本薄荷、レモングラス、ライムの爽やかな香りを漂わせ、清々しい朝の空気を表現している。一方、「小夜中 (さよなか)| 金木犀と烏龍茶の琥珀羹(こはくかん)」は、真夜中を表す和菓子。月に照らされた金木犀の甘い香りを閉じ込めた緋色の琥珀羹と、夜の闇を思わせる烏龍茶の水羊羹を組み合わせた1品だ。
さらに、11月3日(金・祝)、4日(土)には各日限定の和菓子も登場。蝶が花へと舞い降りてから蜜を吸い、飛び立つまでの1分間を閉じ込め、爽やかな檜・ペパーミント・黒文字から薔薇やネロリ、風の香りへと移り変わっていく琥珀糖や、24時間を繊細に表現し、ふわふわと雲を食べているかのような食感に仕上げた「一日|栗と和薔薇の水もち」が数量限定発売される。
また、「光と風の花畑」をテーマとした店舗空間にも注目だ。暖簾をくぐると秋の草花や枝、実などを使用した浮遊する花畑が広がり、“季節と時”を感じる洗練された空間となっている。
【詳細】
グランドセイコー 果実と花の和菓子屋 とき〈テイクアウト販売のみ〉
開催期間:2023年10月27日(金)〜11月5日(日)
営業時間:13:00〜19:00(18:45 最終入場)
※一部予約制(和菓子は、予定販売数に達すると完売になる可能性あり)
場所:スタンドバイ
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
■来場予約
予約対象日時:2023年10月27日(金)〜11月5日(日) 13:00〜16:00
※来場予約は、グランドセイコーLINE公式アカウントにて受付。
※来場予約をしていない場合は、毎日16:00~先着順で案内。
※当日和菓子が完売している場合でも営業時間内は入場可能。
■ときを食む果実と花の和菓子
・薄明(はくめい)|マスカットの草露錦玉(そうろきんぎょく) 1,500円
・白日(はくじつ)| 秋風の吹寄 3,500円
・夕映(ゆうばえ)|無花果のパルフェ ジャポネ ア アンポルテ 2,500円
・小夜中 (さよなか)| 金木犀と烏龍茶の琥珀羹(こはくかん) 2,000円
■限定 和菓子
・一分|琥珀糖 -蝶が花の蜜を吸う- 2,500円〈11月3日(金・祝)限定、50個限定〉
・一日|栗と和薔薇の水もち(2種/水もち、わらび餅) 2,000円〈11月4日(土)限定、50個限定〉
※画像はイメージ。販売品は、イメージと一部異なる場合あり。
※和菓子に使用している素材は、一部変更になる可能性あり。