2025年6月、日本のアイウェアブランド「靉靆く(たなびく)」がデビュー。
靉靆く(たなびく)は、日本の眼鏡ブランド。めがねの街として知られる、福井県鯖江製のアイウェアを展開する。
ブランド名の「靉靆く(たなびく)」とは、「眼鏡」の昔の呼び名。中国から日本へ伝わったと言われる「眼鏡」の歴史ある呼び名をブランド名にあしらった。ブランドロゴは、書家の中村伸夫が担当。
靉靆く(たなびく)のアイウェアは「テレビジョンカット」と呼ばれる、ブラウン管テレビを思わせる立体的なカットが特徴的。レンズが奥まった陰影のあるデザインで、リムは排除。フレームの外側は角が生かされた存在感溢れる仕上がりだ。
また、リムとテンプルをつなぐリベット部分には、伝統的な「霞の紋様」を配置。折りたたんだ時に見えるテンプル断面にも「霞」と「雲」の感じをあしらって、和のエッセンスを加えている。
アイウェアのフレーム部分には、イタリアの名門メガネ生地メーカー・マツケリ(MAZZUCCHELLI)の素材を使用。最終的に土に帰るバイオプラスチックセテートにこだわり、別注の厚生地を使用している。
アイウェアのモデル名には「水仙」「桜」「藤」と、日本由来の植物の名前を起用。