川端龍子(かわばたりゅうし、1885-1966)は和歌山県出身の日本画家。横山大観、川合玉堂と並び近代日本画の三大巨匠の1人に数えられる。明治から昭和にかけて活動し、「会場芸術」を掲げて巨大な画面で勝負した。 キャリアの初期は洋画で渡米し、本場の美術教育を受けるものの現地で厳しい現実に直面。やがてボストン美術館で日本の古美術を見て衝撃を受け、日本画へ転向した。公共建築の壁画にも発想を得て、近代的な空間に映える大画面の日本画を追求。洋画の技法を積極的に取り入れながら、作品のスケールを次第に拡大していく。 その後、自ら創設した在野の日本画団体「青龍社」で「会場芸術」を提唱し、「床の間芸術」に甘んじていた従来の日本画を刷新。展覧会会場で圧倒的な存在感を放つ超大作を次々に発表し、画壇に新風を吹き込んだ。代表作は《草の実》《香炉峰》《爆弾散華》などで、大衆にも強い訴求力を持つ作品を描き続けた。
7.18(金)~8.25(月) 開催中
10.11(土)~2.15(日) 開催予定
9.13(土)~11.24(月) 開催予定
3.8(土)~5.11(日) 開催
2024.12.14(土)~2.24(月) 開催
2024.10.9(水)~2024.11.24(日) 開催
2024.8.31(土)~2024.10.14(月) 開催
2024.6.15(土)~2024.7.28(日) 開催
2024.3.15(金)~2024.5.26(日) 開催