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展覧会「美しき色、いにしへの裂」細見美術館で - 齋藤貞一郎と吉岡幸雄、染織の挑戦を紹介

展覧会「美しき色、いにしへの裂 ─〈ぎをん齋藤〉と〈染司よしおか〉の挑戦─」が、京都の細見美術館にて、2022年7月2日(土)から8月28日(日)まで開催される。

独自の染織の表現を紹介

紅花(べにばな)染 染司よしおか蔵
紅花(べにばな)染 染司よしおか蔵

「美しき色、いにしへの裂 ─〈ぎをん齋藤〉と〈染司よしおか〉の挑戦─」は、京都の呉服専門店「ぎをん齋藤」七代目当主の齋藤貞一郎と、植物染の「染司よしおか」五代目当主の吉岡幸雄という、染織を探求し続けたふたりの姿を紹介する展覧会だ。

唐花文錦(からはなもんにしき) 奈良時代 8世紀
唐花文錦(からはなもんにしき) 奈良時代 8世紀

齋藤貞一郎は、染織コレクターとしても知られており、そのコレクションは「辻が花」や「縫箔」、「慶⻑裂」を中心に、古代から近世に至る日本の染織に加えて、中国の出土裂にまで及ぶ。蒐集品に学び、古典技法や意匠を継承した齋藤による作品は、高く評価されている。

藍染と苅安染の繧繝(うんげん) 染司よしおか蔵
藍染と苅安染の繧繝(うんげん) 染司よしおか蔵

一方で吉岡幸雄は、図書出版「紫紅社」を設立し、美術工芸の雑誌・全集・豪華本などの編集・出版に携わっている。1988年には生家「染司よしおか」五代目当主を継ぎ、 日本の伝統色の再現に取り組むようになった。

摺箔老松屏風(すりはくおいまつびょうぶ)[前期展示]
摺箔老松屏風(すりはくおいまつびょうぶ)[前期展示]

江戸時代から続く染織の家に生まれたふたりは、家業を継ぎながらも伝統にとらわれず、独自のスタイルで染織の表現に挑んできた。本展では、いにしえの色の再現や憧れの技を昇華させた新たな表現を紹介するとともに、その過程にも光をあてる。

展覧会概要

展覧会「美しき色、いにしへの裂 ─〈ぎをん齋藤〉と〈染司よしおか〉の挑戦─」
会期:2022年7月2日(土)〜8月28日(日)
[前期 7月2日(土)〜7月31日(日) / 後期 8月2日(火)〜8月28日(日)]
会場:細見美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
入館料:一般 1,400円、学生 1,100円
※会期や営業日時などは変更となる場合あり(詳細については美術館ホームページを確認のこと)

【問い合わせ先】
細見美術館
TEL:075-752-5555 (代)

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