東京・豊洲の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、2022年3月1日(火)から4月30日(土)までの期間で、桜の花が咲き誇る春限定の作品群を公開する。
2018年7月にオープンした「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」は、チームラボによる体験型アートが楽しめる新世代のミュージアムだ。館内は超巨大な4つの作品空間や2つの庭園で構成される「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」となっており、身体ごと作品に没入する「Body Immersive」というコンセプトのもと、身体と作品との境界が曖昧になるような新感覚のアートが体験できる。
今回は春季限定で、広大な空間が桜咲く春爛漫な景色に変貌。たとえば、鯉の映像が投影された水の中に入って作品の中を歩く「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity」には、幻想的なピンク色の輝きを放つ桜の花が登場。
人々の存在に影響を受けながら泳ぐ鯉と桜の花は、あらかじめ記録された映像が再生されている訳ではなく、コンピュータプログラムによってリアルタイムに描かれ続ける“生きた”存在だ。鯉は水の中に入った人々にぶつかると、無数の花となり散ってゆく、儚くも美しい作品となっている。
宇宙を思わせる作品空間全体に花々が咲き誇る「Floating in the Falling Universe of Flowers」も、春季限定で桜バージョンに。リアルタイムに描かれ続け、同じ瞬間は2度と訪れることはない、刹那の美しさを体感できる作品だ。
時間の経過と共にどこからともなく生まれ、成長し、花を咲かせ、やがて散っていく花々。作品の中で無心に寝転んだり、じっと座っていれば、身体が作品空間に浮かんでいくような浮遊感が楽しめる。
「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」春季限定の作品群
公開期間:2022年3月1日(火)〜4月30日(土)
場所:チームラボプラネッツ TOKYO DMM