映画『帰らない日曜日』が、2022年5月27日(金)より公開される。

“身分違いの恋”の行く末は？人生を変える特別な日曜日

映画『帰らない日曜日』は、第88回アカデミー賞6部門にノミネートされた『キャロル』のプロデューサーが贈る最新作。ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌、タイム紙などが絶賛した、グレアム・スウィフトの小説『マザリング・サンデー』を原作とする“秘密の恋”を描いたラブストーリーだ。

物語の舞台は、1924年、第一次世界大戦後のイギリス。天涯孤独なメイド・ジェーンは、英国名家の跡継ぎ・ポールとの恋に身も心も捧げていたが、たった一日のある出来事が、すべてを変えてしまう。やがて小説家になった彼女は、その1日を生涯かけて手繰り寄せることに。絵画のように美しいイギリスの風景、匂い立つような官能、そして身分違いの恋が行きつく“劇的な展開”に注目だ。

新星女優オデッサ・ヤング＆ジョシュ・オコナー

W主演を務めるのは、新星女優オデッサ・ヤングと、注目の英国俳優ジョシュ・オコナー。また、『英国王のスピーチ』のコリン・ファース、『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンなど、アカデミー賞受賞俳優らが脇を固める。

・ジェーン...オデッサ・ヤング
ニヴン家の屋敷でメイドとして仕える、孤児院育ちの女性。新星女優オデッサ・ヤングが演じる。

・ポール...ジョシュ・オコナー
アプリィ家の跡継ぎ。ジェーンと秘密の関係を続ける。演じるのは、『ゴッズ・オウン・カントリー』で注目を集め、人気ドラマ「ザ・クラウン」のチャールズ皇太子役でゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞を席巻したジョシュ・オコナー。ロエベ(LOEWE)のビジュアルモデルにも度々起用されており、ファッションシーンからの視線も熱い。

・ニヴン...コリン・ファース
ジェーンが仕える人物。

・ニヴン夫人...オリヴィア・コールマン
ある損失感を抱える夫人。ジェーンと心を通わす場面も。

映画『帰らない日曜日』あらすじ

1924年、初夏のように暖かな3月の日曜日。その日は、イギリス中のメイドが年に一度の里帰りを許される〈母の日〉。けれどニヴン家で働く孤児院育ちのジェーンに帰る家はなかった。そんな彼女のもとへ、秘密の関係を続けるアプリィ家の跡継ぎのポールから、「11 時に正面玄関へ」という誘いが舞い込む。

幼馴染のエマとの結婚式を控えるポールは、前祝いの昼食会への遅刻を決め込み、邸の寝室でジェーンと抱き合う。やがてポールは昼食会へと向かい、ジェーンは広大な無人の館を一糸まとわぬ姿で探索する。だが、ニヴン家に戻ったジェーンを、思わぬ知らせが待っていた。今、小説家になったジェーンは振り返る。彼女の人生を永遠に変えた日のことを──。

【詳細】
映画『帰らない日曜日』
公開日：2022年5月27日(金)
監督：エヴァ・ユッソン
原作：グレアム・スウィフトト『マザリング・サンデー』(新潮クレスト・ブックス)
プロデューサー：エリザベス・カールセン、スティーブン・ウーリー
出演：オデッサ・ヤング、ジョシュ・オコナー、コリン・ファース、オリヴィア・コールマン

2021年/イギリス/104分/英語/カラー/5.1ch/原題:Mothering Sunday/日本語字幕:牧野琴子/後援：ブリティッシュ・カウンシル/配給：松竹/R-15