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レオナール・フジタ展がポーラ美術館で - “旅と色彩”に着目、世界中で描かれた“色鮮やかな”絵画

企画展「フジタ ─ 色彩への旅」が、神奈川・箱根のポーラ美術館にて、2021年4月17日(土)から9月5日(日)まで開催される。

フジタの旅、そして色彩の変遷

マドレーヌ・ルクー《フジタの肖像》1931年 メゾン=アトリエ・フジタ
マドレーヌ・ルクー《フジタの肖像》1931年 メゾン=アトリエ・フジタ

レオナール・フジタ(藤田嗣治)は、パリの女性を「乳白色の肌」で描いた作品でよく知られる画家だ。1913年に渡仏したフジタは、旅先で目にした風景や人物、異国の歴史や風俗などをもとに作品を手がけ、1920年代には「乳白色の肌」の画風を確立。パリ画壇で人気を集めた。

その後フジタは、ヨーロッパや中南米、北米からアジアへと旅をして、新たなモティーフや群像表現のための構図、そして豊かな色彩表現を切り拓いてゆくことになる。企画展「フジタ ─ 色彩への旅」では、フジタの旅とそれに伴う色彩の変遷に焦点を合わせ、約220点の作品から画業の展開を紹介する。

旅先で手がけた“色彩豊かな”作品

フジタは1930年頃から世界中を旅し、色彩豊かな作品を数多く手がけた。本展では、《町芸人》や《メキシコに於けるマドレーヌ》、《客人(糸満)》 など、旅先の歴史や風俗、民具、建築への関心をもとに描かれた、独創性あふれるフジタの作品を目にすることができる。

新収蔵作品3点を初公開

また、会場では、新収蔵の作品3点を初公開。なかでも1921年に制作された《坐る女》は、フジタが「乳白色の肌」の技法を編み出して間もない頃を代表する作品だ。なめらかな絵肌と繊細な輪郭線、柔らかなぼかしによって、素朴な雰囲気を漂わせている。

フジタのアパルトマンを彩った連作壁面なども

さらに、フジタが戦後パリで暮らしたアパルトマンの壁を飾るために制作した、色鮮やかな連作壁画「小さな職人たち」96点を一挙公開するほか、フジタが旅先で集めた旅の品々や、1930年代から1940年代にかけて、中南米や日本を中心に撮影された写真も展示する。

展覧会概要

企画展「フジタ ─ 色彩への旅」
会期:2021年4月17日(土)〜9月5日(日) 会期中無休・会期中に展示替えあり
会場:ポーラ美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
入館料:大人 1,800円、シニア割引(65歳以上) 1,600円、大学・高校生 1,300円、中学生以下 無料
※団体15名以上割引
※シニア割引は、他の割引との併用不可
※上記料金で常設展示も観覧可

【問い合わせ先】
ポーラ美術館
TEL:0460-84-2111

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レオナール・フジタ展がポーラ美術館で - “旅と色彩”に着目、世界中で描かれた“色鮮やかな”絵画|写真1

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