2020年6月より順次、開業を迎えている東武スカイツリーライン 浅草駅ととうきょうスカイツリー駅間を結ぶ鉄道高架下複合商業施設「東京ミズマチ」。“タワーのある街”=空の街を表現した「東京ソラマチ」に対し、“水辺の街”であることを表現する「東京ミズマチ」は、その名の通り、水辺空間を活かした憩いの場、墨田区の新名所として誕生した。
今回は、源森橋を境に分けられる浅草側の<ウエストゾーン>と、東京スカイツリータウン側の<イーストゾーン>のうち、<イーストゾーン>の魅力にフォーカスしていく。
なお、<イーストゾーン>は7月より順次開業しており、10月31日(土)の「シェイクツリー ダイナー (shake tree DINER)」のオープンによって、残すは3店舗とホステルが2021年以降、開業予定となっている。
ランチもディナーも楽しめるアメリカンダイナー、ボルダリングジムやコーヒースタンドを備えるスポーツ複合施設、そして墨田区のクリエイティブな魅力を発信するショップ&ワークショップなどが軒を連ねる<イーストゾーン>。ここは、“和気あいあい”とした雰囲気の中、大人から子供まで皆が楽しめるような場所だ。
2021年1月9日(土)開業の「ワイズ アウル ホステルズ リバー トーキョー(WISE OWL HOSTELS RIVER TOKYO)」は、ホテルでありながらシェアハウスのようでもあり、“暮らす”ように過ごせるリーズナブルなホステル。これまで東京と京都で計3店舗を展開してきたワイズアウルが手掛ける。
客室は、ダブルルームまたはツインルームの個室計23室、女性用または男女混合のドミトリー計4室で構成され、全ての部屋に、シモンズ製のベッドが設置されている。充実したアメニティ、清潔感のある共用部のトイレやシャワールームなど、女性も気兼ねなく訪れられる細やかな気遣いも嬉しい。
ホステル 1階に位置する、カフェ&バーやイベントスペースなど多彩な顔を持つ「ふくろう360°」も魅力的。カフェタイムは、新鮮な野菜や果物を使⽤したスムージー、スープ、カレーなど、隅⽥公園の散歩のお供にもぴったりのテイクアウトメニューを⽤意し、バータイムには、ビールや⽇本酒、サワーなどカジュアルな居酒屋メニューを展開する。
また、解放感のあるラウンジには、電源ジャックのあるデスクが備えられており、テレワークで1⼈の時間を過ごしたり、カフェで打ち合わせをしたりと、ビジネスなシーンにも対応可能だ。旅の心休まる場所としてだけでなく、セカンドハウスとして、あるいは泊まれるオフィスとして、用途にあわせた過ごし方を見つけられる。
さらに、高架下に広がるイベントスペースでは、今後、キッチンカー販売やマルシェ、ワークショップ、音楽ライブなど、多彩なイベントが開催される予定だ。
「シェイクツリー ダイナー」は、アットホームな雰囲気で“肉々しさ”にこだわったメニューを堪能できるアメリカンダイナー。両国の本店でも人気を博すハンバーガーに加え、東京ミズマチ店限定のホットドックやサンドウィッチもフレンチフライなどとセットで提供される。
「シェイクツリー ダイナー」のおすすめは、バンズのないハンバーガー「ワイルドアウト」。肉のゴロゴロ食感を感じられるビーフパティ2枚で、チーズ、トマト、タマネギをサンドしている。ガーリックのきいたオニオンバーベキューソースは、クセになる味わいで、ビーフパティともしっかりマッチする。