また、11月30日(木)以降は、3階の「渋谷ストリーム」側からの北自由通路、2階のJR渋谷駅西口歩行橋デッキが開通。それから約1年の時を経て2024年秋には、JR渋谷駅南口新改札が開通。駅周辺全体の回遊性が向上し、代官山・恵比寿方面への往来もスムーズにできるようになる。
「SHIBUYA サイド」と「SAKURA サイド」をつなぐ横断デッキをはさんだ場所にある「にぎわいSTAGE」は、昼夜ににぎわい溢れるまちの中心地点に。独自に開発した小型照明約970台が配置されており、照明と音響を連動させた空間演出が楽しめる。
この「にぎわいSTAGE」の中央には、東京・渋谷の新名所「しぶS(エス)」が誕生。夜には、さくらの花びらが舞う様子をピンクの光と鏡面曲面で幻想的に表現する。“ハチ公前”に次ぐ、新たな渋谷の待ち合わせスポットになるかもしれない。
「にぎわいSTAGE」へと誘うキネティック・ファサードにも注目だ。「しぶS」と同じく施設名の“サクラ”にふさわしい、ピンクの色合いで曲線と局面のグラフィックデザインが施されている。光の状態と、道ゆく人の動きで常にデザインが動くので、街を歩く楽しみを感じさせてくれそうだ。
JR渋谷駅の近くでありながら、緑あふれる空間に出会える「はぐくみSTAGE」。シンボルツリーとなる山桜に加えて、果樹や菜園もあり、都会の真ん中で“心のオアシス”になるような屋外広場となっている。
2024年7月からは「渋谷サクラステージ」の4階の中心にクリエイターが集うイベント空間「404 NOT FOUND」が利用開始となる。ここでは、⾳楽・⾷・アート・エンターテイメントなど、多種多様なイベントを同時多発的に開催予定だ。
「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」
※渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業
竣工/開業:2023年11月30日(木)竣工以降順次開業
住所:東京都渋谷区桜丘町123番 ほか
施行面積:約2.6ha
<SHIBUYAサイド>
主要用途:事務所、店舗、駐車場 等
延床面積:約184,700㎡
階数:地上39階(SHIBUYAタワー)、地上17階(セントラルビル) 地下4階
高さ:約179m(SHIBUYAタワー)、約90m(セントラルビル)
<SAKURAサイド>
主要用途:住宅、事務所、店舗、サービスアパートメント、駐車場 等
延床面積:約69,100㎡
階数:地上30階・地下1階(SAKURAタワー)
高さ:約129m(SAKURAタワー)
<日本基督教団 中渋谷教会>
主要用途:教会等
延床面積:約820㎡
階数:地上4階
高さ:約16m
表参道と明治通りが交差する神宮前交差点には、新商業施設・東急プラザ原宿「ハラカド」が誕生。地上9階、地下3階建ての同ビル内には、銭湯「小杉湯原宿(仮称)」のほか、様々な文化を発信してきた雑誌を新旧交えて集めたフリースペース「COVER」、「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作がプロデュースする新時代のファミリーレストラン「FAMiRES」などが出店する予定だ。開業は2024年春。
東京・代官山エリアの新複合施設「フォレス トゲート代官山」は、「メイン棟」と「テノハ棟」の2棟で構成される複合施設。「暮らす」「働く」「遊ぶ」をシームレスに繋ぐライフスタイルを提案する、代官山の新たなランドマークだ。
建築家・隈研吾氏デザイン設計を手掛けた「メイン棟」は、緑に囲まれた「住・働・遊」の拠点となる全57戸の賃貸住宅、地下1階〜2階部分のカフェやレストラン、ファッション店舗なども揃う商業空間、3階部分の会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート代官山」で構成される。一方、「テノハ棟」には、カフェとイベントスペースが設けられる。開業は2023年10月19日(木)。
都立代々木公園が、都市型公園施設として再整備。緑あふれる環境と、水辺施設の設置はそのままに、屋内外でスケートボードを楽しめるアーバンスポーツパーク、屋内外で飲食可能なフードホール、多世代健康増進スタジオなどを設ける予定。訪れた人々が自由に楽しめる、にぎわい広場も設置されるという。