アニメ「チ。ー地球の運動についてー」の体験型展覧会「チ。 ー地球の運動についてー 地球(いわ)が動く」が、2025年10月11日(土)から11月3日(月・祝)までの期間、大阪・心斎橋オーパにて開催される。
「チ。 ー地球の運動についてー 地球(いわ)が動く」は、アニメ「チ。ー地球の運動についてー」の壮大な世界を舞台に、人類が培ってきた地動説にまつわる“知恵”を体感できる展覧会。3月14日(金)から6月1日(日)まで、東京・日本科学未来館でも開催され好評を博した体験型展覧会で、今回大阪への巡回が決定した。
■TVアニメ「チ。 ー地球の運動についてー」
TVアニメ「チ。 ー地球の運動についてー」は、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻した若き天才作家・魚豊(うおと)による、同名の人気漫画を原作にしたアニメーション作品。15世紀のヨーロッパを舞台に、タブーとされている“地動説”を命がけで研究する人間たちの生き様と信念を描いた、強烈な歴史ヒューマンドラマ。アニメ版ではサカナクションの主題歌「怪獣」も話題に。2025年10月からは窪田正孝、三浦透子、森山未來らが出演する舞台も行われる。
本展の特徴は、「考える」「知る」楽しさを味わえる展示構成だ。地球が動いていることがどのように発見され、そして現代の天文学につながっているのか。来場者は会場入り口で配られる「地動説研究ノート」を片手に会場を巡りながら、アニメの世界と科学的な探求を同時に体感できる。
たとえば、「第1章:地動説との出会い」は、アニメ「チ。 ー地球の運動についてー」の世界を巡りながら、作中で登場した天文学の考え方を学べる展覧会の序章。本章では、作中にもキーアイテムとして登場する古代の天体観測用機器「アストロラーベ」(※1)を実際に体験することができる。
※1 アストロラーベ
古代から中世にかけて、天文学者や航海士、占星術者が用いた天体観測用の機器で、夜空に輝く星々の位置を精密に測定することができる。太陽や恒星の高度や方位を測定する天体観測、天体の高度を用いた時刻の測定、建物の高さの計測など、17世紀頃まで多様な用途で活用された。
また、「第3章:地動説の普及」では、地動説を広めた様々な技術に着目。中でも、世界を変えた三大発明の一つであり、「アストロラーベ」同様に物語の鍵となっている「活版印刷」は、当時の社会に地動説を広めるのに大きな役割を果たした技術だ。会場では「活版印刷」に使われる活字を実際に組み替えて印刷する工程を体験することで、地動説の広がり、そして物語の登場人物たちに想いを馳せることができる。
このほか、アニメ「チ。ー地球の運動についてー」の物語とリンクする様々な展示や、作中の名シーンを体験できるフォトスポットも登場。さらに、星座早見盤付きのアクリルスタンドや、空が回転するジオラマアクリルスタンドなど、アニメの世界観を落とし込んだオリジナルグッズも多数販売される。
「チ。 ー地球の運動についてー 地球(いわ)が動く」
開催期間:2025年10月11日(土)~11月3日(月・祝)
時間:11:00~19:00(入場は閉場時間の30分前まで)
場所:心斎橋オーパ 7F 特設会場(大阪府大阪市中央区西心斎橋1-4-3)
<チケット>
「チケットぴあ」
発売日:2025年8月30日(土)10:00〜 (全日日時指定制)
入場料:
■通常チケット
・大人(19歳以上) 2,200円 / 前売2,000円
・18歳以下(小学生以上) 1,500円 / 前売1,300円
・未就学児(4歳以上) 500円 / 前売400円
※3歳以下は無料。
※入場チケットは1枚につき1名様1回限り有効。
※日時指定枠に空きがある場合のみ、会場でも当日券を販売。
■グッズ付きチケット
※本展キービジュアルを使用した蓄光アクリルコースター(本チケット限定品)が付属。
・大人(19歳以上) 一般3,200円 / 前売3,000円
・18歳以下(小学生以上) 一般2,500円 / 前売2,300円
・未就学児(4歳以上) 一般1,500円 / 前売1,400円
※規定数量に達し次第販売終了。
※「グッズ付きチケット」1枚につき「蓄光アクリルコースター」1枚を本展入り口にて配布。
チケット取扱:チケットぴあ
Pコード:
1.10月11日(土)~10月18日(土) P:658188
2.10月19日(日)~10月26日(日) P:658189
3.10月27日(月)~11月3日(月) P:658190
【問い合わせ先】
特別展「チ。 ー地球の運動についてー」大阪事務局
TEL:06-4862-7757
※2025年9月1日(月)~ 平日10:00〜17:00(開催期間中は11:00~19:00)