ミュージカル『メリー・ポピンズ』が、2026年3月から5月に東京・東急シアターオーブで、5月から6月には大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。
『メリー・ポピンズ』は、パメラ・トラバースによる児童文学を原作とした映画作品。ウォルト・ディズニーがプロデュースし、ジュリー・アンドリュース主演で制作された。実写映像とアニメーションを融合した斬新な演出に加え、革新的な音楽とダンスが高く評価され、アカデミー賞5部門を受賞した名作だ。
舞台版は、2004年に初演。『ライオン・キング』や『ウィキッド』などの舞台を手掛けるディズニーと、『キャッツ』『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』など数々のヒットミュージカルを生み出してきたキャメロン・マッキントッシュが率いる豪華クリエイター陣が共同で制作し、実現した。その後世界各国で上演を重ね、ロンドンのオリヴィエ賞では9部門、アメリカのトニー賞では7部門にノミネートされた。
日本版キャストで贈る今回の日本公演は、迫力のダンスシーンや、メリー・ポピンズが観客の上を舞うフライングシーンが話題となった2022年の公演以来、約4年ぶりの上演となる。
舞台は1910年、イギリス・ロンドンのチェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家。子守がなかなか居つかないこの家に、ある日メリー・ポピンズが空から舞い降りる。魔法で瞬く間に部屋を片付けたり、バッグから何でも取り出したりと不思議な力を持つメリーと、煙突掃除屋のバートとともに過ごす日々に子供たちは心躍らせる。一方、父親ジョージは銀行での融資問題をきっかけに困難な状況に陥ってしまう。しかしこの出来事が家族にとっての幸せのあり方を見つけるきっかけとなり、それを見届けたメリーは再び空へと帰っていく。
メリー・ポピンズ役は、2022年の公演に引き続き濱田めぐみ、笹本玲奈が演じ、新たに朝夏まなとが加わる。メリーの親友で大道芸人や煙突掃除屋として働くバート役では大貫勇輔、小野田龍之介が続投し、上川一哉が初めて参加。また、子どもたちの厳格な父親のジョージ・バンクス役には小西遼生と福士誠治が、バードウーマン&ミス・アンドリュー役には樹里咲穂、ブーム提督&頭取役には安崎求、ロバートソン・アイ役にはDIONが加わり、Wキャストで出演する。
ミュージカル『メリー・ポピンズ』
■東京会場
期間:2026年3月~5月
会場:東急シアターオーブ
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 11階
■大阪会場
期間:2026年5月~6月
会場:梅田芸術劇場 メインホール
住所:大阪府大阪市北区茶屋町19-1
※詳しい日程、チケット情報は決まり次第告知
<キャスト>
メリー・ポピンズ … 濱田めぐみ/笹本玲奈/朝夏まなと(トリプルキャスト)
バート … 大貫勇輔/小野田龍之介/上川一哉 (トリプルキャスト)
ジョージ・バンクス … 小西遼生/福士誠治 (Wキャスト)
ウィニフレッド・バンクス … 木村花代/知念里奈 (Wキャスト)
バードウーマン/ミス・アンドリュー … 島田歌穂/樹里咲穂(Wキャスト)
ブーム提督/頭取 … コング桑田/安崎 求 (Wキャスト)
ミセス・ブリル … 浦嶋りんこ/久保田磨希 (Wキャスト)
ロバートソン・アイ … 石川新太/DION (Wキャスト)
石川 剛、伊藤稚菜、岩下貴史、小形さくら、工藤 彩、熊澤沙穂、小島亜莉沙、小林遼介、今野晶乃、齋藤信吾、咲良、清水 錬、白山博基、高瀬育海、髙田実那、髙橋慈生、高山裕生、照井裕隆、東間一貴、中原彩月、長澤仙明、西村実莉、廣瀬喜一、福満美帆、MAOTO、水島 渓、吉岡慈夢、吉田玲菜(五十音順)