神奈川の横須賀美術館では、特集展示「須藤オルガン工房の半世紀:その音と形」を、2025年5月17日(土)から7月6日(日)まで開催する。
横須賀市浦賀に工房を構えるパイプオルガン専門工房「須藤オルガン工房」。1975年に設立された同工房は、現在にいたるまで、宮崎県立芸術劇場アイザックスターンホールや横須賀の日本キリスト教団横須賀小川町教会など、日本各地のホールや教会のためのオルガン約20台を製作してきた。1台ずつ製作されるオルガンは、建築空間に合わせて設計され、それぞれ個性豊かなものとなっている。
須藤オルガン工房は、1977年、日本人として初めてドイツでオルガン製作のマイスター資格を得た、須藤宏(すとう ひろし)によって設立。以来、オルガンのデザイン、設計から組み立て、整音、調律まで、すべてを精緻な作業で手がけ、高い評価と信頼を得てきた。
特集「須藤オルガン工房の半世紀:その音と形」では、須藤オルガン工房がこれまでに製作してきた約10台のオルガンの模型、写真や図面などを展示。オルガンがどのような部品から作られ、どのような仕組みになっているのか、製作に使われる道具や製作過程の写真などをとおして紹介する。
令和7年度第1期所蔵品展 特集「須藤オルガン工房の半世紀:その音と形」
会期:2025年5月17日(土)~7月6日(日)
会場:横須賀美術館
住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1
開館時間:10:00~18:00
休館日:6月2日(月)
観覧料:一般 380円(300円)、高校生・大学生・65歳以上 280円(220円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※市内在住・在学の高校生は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は無料
【問い合わせ先】
横須賀市コールセンター
TEL:046-822-4000(月~金曜日 8:00~18:00 / 土・日曜日、祝休日 8:00~16:00)