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映画『ぼくのお日さま』池松壮亮が夢に敗れた元フィギュアスケート選手のコーチに、雪の降る街が舞台

映画『ぼくのお日さま』が、2024年9月に公開される。池松壮亮が出演。

雪の降り始めから雪が解けるまでの少年の成長を描く

『ぼくのお日さま』場面カット|写真1

映画『ぼくのお日さま』は、雪の降る街を舞台に、吃⾳をもつホッケー少年のタクヤと、フィギュアスケートを学ぶ少⼥さくら、元フィギュアスケート選⼿でさくらのコーチ荒川の3⼈の視点で紡がれる物語だ。雪が降り始めてから溶けるまでの、淡く切ない小さな恋の物語を映し出す。

池松壮亮が元フィギュアスケート選手のコーチに

さくらのコーチで、夢に敗れた元フィギュアスケート選手・荒川は池松壮亮が演じる。池松は以前、奥山大史が手掛けたエルメス(HERMÈS)のドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY —それは、創造を巡る旅。—』に出演。その際、池松の佇まいに魅せられた奥山が『ぼくのお日さま』に大人の目線を加えたいと思ったことから、荒川というキャラクターが作られた。また、池松演じる荒川の恋人・五十嵐役として若葉⻯也が出演。五⼗嵐という役も、若葉への当て書きで作られたという。

映画『ぼくのお⽇さま』登場人物

『ぼくのお日さま』場面カット|写真3

タクヤ…越⼭敬達

吃音をもつホッケーが苦手な少年。

『ぼくのお日さま』場面カット|写真2

さくら…中⻄希亜良

荒川にフィギュアスケートを学ぶ少女。荒川に憧れている。

『ぼくのお日さま』場面カット|写真4

荒川…池松壮亮

元フィギュアスケート選手でさくらのコーチ。

『ぼくのお日さま』場面カット|写真6

五十嵐…若葉竜也

荒川の恋人。

監督は奥⼭⼤史

『ぼくのお日さま』場面カット|写真7

監督を務めるのは期待の新鋭、奥⼭⼤史。大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエスが嫌い』で、史上最年少となる22歳で第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新⼈監督賞を受賞した。

映画『ぼくのお日さま』は、奥山が子どもの頃の約7年間、フィギュアスケートを習っていた経験から、「雪が降り始めてから雪が解けるまでの少年の成⻑を描きたい」という思いを抱きスタートした作品だ。あたたかくて懐かしくて、しかしながら今まで誰も観たことのないような映画に仕上げている。

主題歌はハンバート ハンバート

『ぼくのお日さま』場面カット|写真9

主題歌は、ハンバート ハンバートが2014年に発表した8thアルバム「むかしぼくはみじめだった」の収録曲である「ぼくのお日さま」。監督の奥山は、映画のプロットを考える中で「ぼくのお日さま」と出会ったという。その歌詞を聞いた途端「主⼈公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」と語る。

これまで主題歌オファーがあっても全て断ってきたほどの大切な楽曲だったが、奥山からの手紙を読みオファーを快諾したそうだ。

Photos(9枚)

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