京都国立近代美術館は、岡崎公園の一角にある美術館。1963年に、東京国立近代美術館の京都分館として、京都市勧業館別館に開館。1967年に独立して「京都国立近代美術館」となった。
開館時から工芸品に重点を置いてきた伝統を継承すること、京都を中心とした関西の近代美術の流れに注目すること、国際的な視点で現代美術の動向を把握することなどを運営方針として、作品の収集・展示を行っている。所蔵品は、6,000点以上ある日本画や洋画などの絵画をはじめ、工芸、彫刻、写真、書など12,000点以上に及ぶ。所蔵作品の一部は、コレクション・ギャラリーで見ることができる。また、特別展や企画展を年に4～6回開催している。