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聴覚・視覚に訴える新感覚パフォーマンス、向井山朋子ピアノ公演、東京・京都・仙台で開催

聴覚・視覚に訴える新感覚パフォーマンス、向井山朋子ピアノ公演、東京・京都・仙台で開催 | 写真

オランダ在住の音楽家・美術家、向井山朋子のピアノ公演プロジェクト「Multus」シリーズ最新作が東京、京都、仙台を巡回する。期間は2014年2月1日(土)から6日(木)まで。2013年のあいちトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭で話題となった向井山が、今回も意欲的な作品に挑戦する。

「Multus」は、照明や映像といった「音以外の要素」によって作られたインスタレーションのある空間で、複数のピアノと複数のピアニストによって奏でられる音楽を聴くコンサート・シリーズ。本公演は、4人のピアニストによる2台のピアノのコンサートとなる。

選曲のテーマはダンスや踊り。今から100年前に完成し、音楽史に名を残すスキャンダルともなったストラヴィンスキーの「春の祭典」は、複雑なポリリズムと力強い不協和音の連打が斬新だ。また、エリック・サティ作曲、ジョン・ケージ編曲「ソクラテス」の2台4手での演奏や、日本初演となるマーシュ作曲「Styx」の2台8手連弾も、みどころのひとつ。

演奏とシンクロさせて上映されるのは、向井山が手掛けたビデオ作品のインスタレーション。ソースには、オランダ最大のフィルムミュージアム「EYEFilm Institute Netherlands」が所有する、古いモノクロの無声映画や、ドキュメンタリー映画が用いられた。これらを、踊りのビートを視覚化するような抽象的な映像へと再編集。白黒の光の明滅がダンスを想起させ、「反復」と「展開」をベースにした構成が、「ミニマル・ミュージック」を思わせる。

聴覚的に、そして視覚的に情感を揺さぶられる今回のコンサート。新たな音楽の聴き方、音楽空間を追求する「Multus」が、観客をエクスタシーの境地へ誘う。

【公演情報】
Multus#2 Dance on Piano ダンス・オン・ピアノ
■出演
向井山朋子/ゲラルド・バウハウス/浦壁信二/佐藤祐介
■プログラム
イゴール・ストラヴィンスキー作曲「春の祭典-ピアノデュオ」
フランソワ=ベルナール・マーシュ作曲「Styx」(日本初演)
エリック・サティ作曲/ジョン・ケージ編曲「ソクラテス-2台ピアノ版」
■日程・会場
東京公演:2014年2月1日(土)~2日(日) 15:30開演(開場30分前)/世田谷美術館 講堂
京都公演:2014年2月4日(火) 19:00開演(開場30分前)/京都芸術センター フリースペース
仙台公演:2014年2月6日(木) 19:00開演(開場30分前)/イズミティ21 小ホール
■料金
前売り券 大人¥3,000、学生¥2,000 ※当日券は¥500アップ

【問い合わせ先】
東京:両国門天ホール TEL 03-6666-9491
京都:一般社団法人torindo TEL 080-4480-3637
仙台:DAHA Planning Work TEL 090-5834-4699

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