ミュージカル『ファントム』が、2023年7月22日(土)から8月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場、8月14日(月)から9月10日(日)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演される。チケット一般発売日は大阪公演が5月20日(土)、東京公演が6月3日(土)。

ベストセラーミュージカル『ファントム』を再演

『ファントム』は、フランスの小説家ガストン・ルルーのベストセラー小説『オペラ座の怪人』を原作としたミュージカル。脚本家アーサー・コピットと作曲家モーリー・イェストンの黄金コンビにより誕生した。怪人ファントムと呼ばれる青年エリックの人間像に焦点を当てたストーリーと楽曲は、世界中の人々を魅了し続け、ミュージカルのベストセラーとして愛されている。

日本ではこれまでに、2004年の初演以降再演を重ね続け、2019年には城田優がファントム役を演じるだけでなく、自ら演出も担い好評を収めた。2023年夏に開幕する『ファントム』は、前回に引き続き城田の演出による上演となる。

ミュージカル『ファントム』あらすじ

物語の舞台となるのは、19世紀後半のパリ・オペラ座。オペラ座地下に住まうファントムは、ある日クリスティーヌの清らかな歌声を耳にする。彼女の歌声は、暗い地下で生きる彼に差し込んだ一縷の光のよう。オペラ座の怪人と呼ばれた男を母の愛のような歌声で光の世界へと導く、哀しくも美しい物語。

登場人物

・ファントム(城田優、加藤和樹)
物語の主人公。怪人ファントムとしての側面と純真無垢な青年エリックとしての側面を持つ。

演じるのは、2019年に続き城田優と、数多くの作品で主演を務め、ミュージカル界を牽引し続けている加藤和樹。今作もWキャストで挑む。

・クリスティーヌ(真彩希帆、sara)
オペラ歌手を目指すヒロインの少女。

宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し2021年4月に退団し、2018～2019年宝塚歌劇団雪組で上演された『ファントム』でもクリスティーヌ役を演じた真彩希帆を起用。さらに、演劇の名門文学座で芝居を磨き、2023年2月に開幕するブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』でローレル役を演じることが決まっているsaraが演じる。

・シャンドン伯爵(大野拓朗、城田優)
クリスティーヌに想いを寄せ、ファントムと恋敵になる貴公子。

・カルロッタ(石田ニコル、皆本麻帆)
オペラ座のプリマドンナでクリスティーヌへの嫉妬心から彼女を苛める。

・アラン・ショレ(加治将樹)
カルロッタの夫でオペラ座の新支配人となり権力を奮う。その一方で、妻の尻に敷かれるコミカルな一面も。

・ジャン・クロード(中村翼)
クリスティーヌに優しく手を差し伸べるオペラ座の舞台監督。

・文化大臣(加藤将)
・ルドゥ警部(西郷豊)…ファントムの謎を追う。
・キャリエール(岡田浩暉)…オペラ座の支配人でファントムの謎を知る物語の鍵となる人物。

公演概要

ミュージカル『ファントム』
演出：城田優
脚本：アーサー・コピット
作詞・作曲：モーリー・イェストン
原作：ガストン・ルルー「オペラ座の怪人」より
出演：城田優、加藤和樹、真彩希帆、sara、大野拓朗、石田ニコル、皆本麻帆、加治将樹 、中村翼、加藤将、西郷豊、岡田浩暉、荒田至法、池谷祐子、伊宮理恵、岡施孜、上條駿、川口大地、川島大典、木村朱李、木村つかさ、關さや香、玉山珠里、照井裕隆、遠山さやか、轟晃遙、蛭薙ありさ、増山航平、松島蘭、幹てつや、横関咲栄、井伊巧、野林万稔、星駿成
企画・制作：梅田芸術劇場

＜上演詳細＞
■大阪公演
2023年7月22日(土)～8月6日(日)
会場：梅田芸術劇場メインホール
住所：大阪府大阪市北区茶屋町19-1
チケット料金：S席14,000円、A席9,000円、B席5,500円(全席指定)
一般発売日：2023年5月20日(土)

■東京公演
2023年8月14日(月)～9月10日(日)
会場：東京国際フォーラム ホールC
住所：東京都千代田区丸の内3-5-1
チケット料金：S席14,000円、A席9,000円、B席5,500円(全席指定)
一般発売日：2023年6月3日(土)

【問い合わせ先】
・大阪公演：梅田芸術劇場
TEL：06-6377-3800(10:00～18:00)
・東京公演：キョードー東京
TEL：0570-550-799(平日11:00～18:00、土日祝10:00～18:00)