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セヴシグ(SEVESKIG)の2022-23年秋冬コレクションが発表された。
“アダプタビリティ(adaptability)”をテーマに掲げた今シーズン。人類や動物など地球上に存在するすべてのものが共存する平和な世界に思いを馳せながら、明るく陽気なムードで満ち溢れたコレクションを展開する。
まず目を引くのは、ヒトの祖先が誕生したとされる“アフリカ”の国旗をイメージした鮮やかなカラーパレット。アウターからボトムスまでコレクションを構成するあらゆるアイテムが、イエローやグリーン、ブルー、レッドといった力強さを感じさせるカラーで展開された。
そんな個性豊かな色味が交錯する溌剌としたコレクションをより一層盛りあげるのは、ダイナミックなパターンだ。アクティブなシーンにもぴったりなスウェットのセットアップには、書家・根本充康による躍動感溢れる作品をのせて。今治タオル生地のリラクシングなアウター＆パンツは、カットによって幾何学模様を表現した。
素材は、本物の毛皮のようになめらかなエコファーや、オリジナルのカウレザー、アメリカンカラームートン、蝦夷熊・蝦夷鹿の残毛皮の毛をウールの糸に混紡したニットなどバリエーション豊か。膨れジャカード生地のコートには、ペイント・デジタル・服のリメイクを中心に活動している新進気鋭アーティスト・ミランダヨコタによる独創的なアートを落とし込んだ。
また、今季は2022年6月に公開を迎える映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』とのコラボレーションアイテムも展開。真っ白なTシャツに、レトロなガンダムのイラストを大胆にプリントした。
