アニメ映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が、2022年6月3日(金)に公開される。
『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は、1979年に放送されたガンダムの原点『機動戦士ガンダム』の第15話「ククルス・ドアンの島」を映画化するもの。主人公のアムロ・レイと敵対するジオン軍の脱走兵ドアンの交流を通じて戦争の哀愁を描いたものだ。
ファンの間では名作として知られていながら、劇場版3部作でも描かれることのなかったこの伝説のエピソードが、遂にスクリーンに。「ククルス・ドアンの島」の映画化により、『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』の劇場公開からおよそ40年の時を経て、ガンダムとアムロの物語が劇場に舞い戻る。最新アニメーションで描かれる大迫力のモビルスーツ戦に注目だ。
南米アマゾン州域の基地・ジャブローでの防衛戦を耐えきった地球連邦軍は勢いのままに、ジオン地球進攻軍本拠地のオデッサを攻略すべく大反抗作戦に打って出た。アムロ達の乗るホワイトベースは作戦前の最後の補給を受ける為にベルファストへ向け航行。そんな中ホワイトベースにある任務が言い渡される。
無人島、通称「帰らずの島」の残敵掃討任務。残置諜者の捜索に乗り出すアムロ達であったが、そこで見たのは、いるはずのない子供たちと一機のザクであった。戦闘の中でガンダムを失ったアムロは、ククルス・ドアンと名乗る男と出会う。島の秘密を暴き、アムロは再びガンダムを見つけて無事脱出できるのか...?
・アムロ・レイ(CV.古谷徹)
偶然、ザクの襲撃に巻き込まれ、父テムの設計したRX-78-02ガンダムに乗り込んだことで専任のパイロットとなった少年。サイド7で行方不明となった父や北米で再会した母カマリアとの別れを経て幾多の激戦の中でニュータイプ能力に目覚めた戦士へと成長していく。ジムが生産されたことでガンダムもプロトタイプ機ながら実戦配備され、ホワイトベース隊の戦力として偵察任務に就いた。
・ククルス・ドアン(CV.武内駿輔)
元ジオン軍人の脱走兵ククルス・ドアン。無人島、通称「帰らずの島」では、ドアンのザクとの戦闘で、アムロはガンダムを失い、ドアンが育てる子供達との共同生活することに。アムロの心境に変化が生じる。
・セイラ・マス(CV. 潘 めぐみ)
ホワイトベースの通信を担当する才女。その正体はシャアの妹で、敵国開祖のジオンの娘。コア・ブースターのパイロットも務める。
・フラウ・ボゥ(CV. 福圓 美里)
サイド7でアムロの世話を焼いていた少女。戦災で家族を亡くし、ホワイトベースに乗り込み、衛生係や雑務一般を担当している。