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現代美術作家・野口哲哉の個展、山口・群馬・愛知で - 鎧をまとう人びとの彫刻や絵画などを紹介

特別展「野口哲哉展─this is not a samurai」が、山口県立美術館にて、2021年4月15日(木)から6月13日(日)まで開催される。その後、7月3日(土)から9月5日(日)まで群馬県立館林美術館に、9月18日(土)から11月7日(日)まで愛知の刈谷市美術館に巡回する。

“鎧と人間”をテーマに作品を手がける野口哲哉の個展

《WOODEN HOUSE》2020年 高松市美術館蔵
《WOODEN HOUSE》2020年 高松市美術館蔵

野口哲哉は、鎧と人間をテーマに、現代性や人間性を問いかける現代美術作家だ。野口が手がける鎧兜を身にまとった人物は、手持ちぶさたに佇んでいるかと思えば、リラックスしたり、苦しんだり、あるいは流行りのスリーカーを履いて、ブランドロゴの入った鎧を自然に着こなしたりと、多彩な感情や文化が入り混じっている。

一見すると、鎧兜とは相容れない姿の人物たちには、目まぐるしく移ろってやまない文明のなかで、喜びや苦痛といった感情を抱えつつも生きる人間の姿が鋭い視点で反映されているといえる。

特別展「野口哲哉展─this is not a samurai」では、鎧をまとう人びとの彫刻や絵画、インスタレーションなど、初期作から新作まで約180点の代表作を展示し、野口の思考、精巧な作品に込められた優しさと悲しさ、そして人への好奇心にあふれた世界を紹介する。

展覧会概要

特別展「野口哲哉展─this is not a samurai」
会期:2021年4月15日(木)〜6月13日(日)
会場:山口県立美術館
住所:山口県山口市亀山町3-1
TEL: 083-925-7788
開館時間:9:00~17:00(入場は16:00まで)
休館日:月曜日(5月3日(月・祝)、6月7日(月)は開館)
観覧料:一般 1,200円(1,000円)、シニア(70歳以上)・学生 1,000円(800円)、18歳以下 無料
※価格はいずれも税込
※( )内は前売およびオンラインチケットの料金
※前売券は、ローソンチケット(Lコード 62214)、セブンチケットおよび県内各プレイガイドにて販売
※障害者手帳などの所持者と介護者1名は無料

■巡回情報
・群馬会場
会期:2021年7月3日(土)~9月5日(日)
会場:群馬県立館林美術館 (群馬県館林市日向町2003)
・愛知会場
会期:2021年9月18日(土)~11月7日(日)
会場:刈谷市美術館 (愛知県刈谷市住吉町4-5)

■終了した会場
・香川会場
会期:2021年2月6日(土)~3月21日(日)
会場:高松市美術館 (香川県高松市紺屋町10-4)

Photos(1枚)

現代美術作家・野口哲哉の個展、山口・群馬・愛知で - 鎧をまとう人びとの彫刻や絵画などを紹介|写真1

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