特別展「テオ・ヤンセン展」が、山梨県立美術館にて、2021年4月24日(土)から6月22日(火)まで開催される。
テオ・ヤンセンは、アートと科学を融合したその作品から、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」とも称されるアーティストだ。
オランダ出身のヤンセンは、大学で物理学を学んだのちに画家へ転向、そして1990年からは、オランダ語で「砂浜の生命体」を意味する巨大作品“ストランドビースト”を手がけるようになった。
風を受けて生き物のように歩行するストランドビーストは、プラスチック・チューブやペットボトル、粘着テープなど、身近にある材料を使用し、物理学による計算に基づいて構成される。また、ヤンセンの制作を通して新たな機能を獲得していく過程も生物の進化にもなぞらえられる。ストランドビーストはいわば、自然との共生、そして芸術と科学の融合などを伝えるものだといえる。
特別展「テオ・ヤンセン展」では、ストランドビーストの実物展示を中心として、実際に展示室内で作品を動かす「リ・アニメーション」も実施。さらに、各パーツの紹介、模型や映像展示も行う。
特別展「テオ・ヤンセン展」〈事前予約制〉
会期: 2021年4月24日(土)〜6月22日(火)
会場:山梨県立美術館 特別展示室
住所:山梨県甲府市貢川1-4-27
休館日:月曜日(5月3日(月・祝)、6月21日(月)は開館)、5月6日(木)
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
観覧料:一般 1,000円(840円)、大学生 500円(420円)
※( )内は20名以上の団体料金、前売料金、県内宿泊者割引料金
※前売券は、山梨県立美術館にて4月23日(金)まで販売
※高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
※県内65歳以上は無料(健康保険証など持参)
※障害者手帳を持参した方およびその介護をする方は無料
■事前予約制
・4月1日(木)12:00より、美術館ホームページにて予約開始
・外部予約サイトにて先着順での受付
■ストランドビーストのリ・アニメーション
・会期中の開館日には毎日、実際に動くストランドビーストの様子を展示室内で観覧可
・動く時間帯などの詳細については、美術館ホームページにて告知
・内容の変更・中止の可能性あり
【問い合わせ先】
山梨県立美術館
TEL:055-228-3322