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京都・烏丸御池に位置し、長くランドマークとして愛されている「新風館」が、2020年6月11日(木)にリニューアルした。今回は、リニューアルでカフェ/レストラン/スイーツ店において“注目テナント”が目白押しとなる新生「新風館」のグルメにフィーチャーして紹介していく。
「メゾン キツネ キョウト 新風館(MAISON KITSUNÉ KYOTO ShinPuhKan)」は、メゾン キツネ(MAISON KITSUNÉ)のファッション、音楽レーベル、カフェを全て展開する国内初の店舗。
併設される「カフェ キツネ(CAFÉ KITSUNÉ)」では、限定メニューとして日本茶ラテシリーズを提供。地元京都の宇治抹茶を使用した抹茶ラテやほうじ茶ラテなど、茶葉の産地である京都ならではのメニューを用意する。
メニュー例：
・抹茶ラテ 800円＋税
・ほうじ茶ラテ 800円＋税
新風館にオープンする「お茶と酒 たすき」2号店では、“すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造する”というパスザバトンのコンセプトのもと、京都の四季折々の素材を使ったクラシカルな“かき氷”を展開。これまで京都祇園店でしか食すことができなかったかき氷を、より気軽に楽しめるようにテイクアウトで提供する。
メニューには、新風館限定氷としての酒氷や〆氷もラインナップ。さらに、花見や紅葉シーズンにも最適な、お茶のカクテルや京都のクラフトビールも提供する。
東京と福岡の店舗に併設するラボにて、カカオ豆の焙煎からチョコレートになるまでの全行程(約45日)を行うチョコレートショップ「グリーン ビーン トゥ バー チョコレート(green bean to bar CHOCOLATE)」が関西初出店。美しい和紙に包まれたチョコレートは、世界中から厳選されたカカオ豆を使用しており、世界のビーントゥーバーアワードで最高賞を受賞している。
新風館の店内では、ブランドの看板商品であるビーン トゥ バー製法のタブレットやボンボンをはじめ、京都店限定タブレットや新開発のチョコレートマカロン、ガトーショコラなどを取り扱う。
メニュー例：
・昆布(タブレット) 1,944円(税込)＜京都限定＞
・ガトーショコラ 3,564円(税込)＜京都・日本橋限定＞
京都・高辻で創業した「ぎょうざ処 亮昌」では、地産地消にこだわり、京の食材を使用した“和ぎょうざ”をメインに展開している。
餡には伏見の「キャベツ」や、自慢の霜降り豚「京の都もち豚」、京の伝統野菜「九条ねぎ」などを使用。中華調味料を使わず、かつおだしベースにまろやかな味噌を加え、上品な香りと京の食材を味わう“和のぎょざ”は必見。
東京/中目黒で予約の取れない人気の焼鳥店として知られる「焼鳥スエヒロガリ」が関西初上陸。京都の新店舗では、ワインとのペアリングを楽しめるよう、フランス料理の調理法を取り入れたフレンチ割烹コースと、名物の鶏刺しや変わり種のアテを日本酒と堪能出来る鶏割烹コースの2種を用意する。ミシュランのビブグルマン掲載店の職人による熟練した技術によるメニューを堪能できる。
「新風館」の「天ぷら『天寅』」は、日本が世界に誇る「天ぷら」を気軽なバルスタイルで提供する、初の「Wフェイス」スタイル店舗。表側は普段使いの立呑みスタイルで、アラカルトの天ぷらを、奥ではゆったりと座って旬の天ぷらをコースで堪能できる。オリジナルの変わり天ぷらとシャンパンのペアリングをはじめとした、旬の食材をこだわりの油と衣でからりと揚げた、揚げたての一品を提供する。
「DIG THE LINE BOTTLE & BAR」は、ヨーロッパを中心に日本初上陸のクラフトビールを取り扱う「DIG THE LINE」の旗艦店。ヨーロッパから輸送したものを中心に国内外のブルワリーから厳選したクラフトビール、蔵元直送の日本酒を取り揃えるボトルショップに加え、カジュアルに多彩なビールを楽しめるバーを併設する。
店内では、イギリスの「Cloudwater」やベルギーの「Lambiek Fabriek」をはじめ、6か国30以上のブルワリーのビールだけでなく、神奈川のヨロッコビールといった国産クラフトビールも展開。また日本酒には、奈良吉野の「花巴」や神奈川の「隆」や「丹澤」などがラインナップする。
メニュー例：
・Lambiek Fabriek「Oude Geuze Brett-Elle 2018 5.5%」1,400円(税込)
「本と野菜 OyOy」は、“100年先も続く、農業を”というメッセージを掲げ、オーガニック農産物を扱う京都の「坂ノ途中」と書店「かもめブックス」や本棚の専門店「ハミングバード・ブックシェルフ」を展開する東京の「鴎来堂」のコラボレーション店。
提供するメニューは、“季節のなだらかな移ろいを野菜で感じる”ことをテーマに、素材本来の旨味を引き出した旬のオーガニック野菜のスープが中心。ランチはスープをメインにした2種のセットメニューを用意。ディナーでは一品料理としてスープを提供するほか、タパスの盛り合わせや肉料理を含んだビストロのようなメニューも展開する。
メニュー例：
・ランチ
スープA「OyOyスープ」1,200円、スープB「その時季だけの旬のスープ」1,000円～
※野菜の1品、ごはんorパン、ごはんのお供orパンのお供がセット。
・デザート
平飼いたまごのプリン、ヤーコンをしのばせたガトーショコラ、最後にショウガがふわっと香るチーズケーキ、OyOyオリジナル豆花
古都・京都の中心地、烏丸御池からほど近い場所に位置する新風館は、京都の人々だけでなく観光者にも愛されてきた複合施設。そんな新風館が生まれ変わり、ミニシアターをはじめとした、関西初出店、新業態含むショップ＆レストランなど全20店舗を抱合する複合施設となる。
既存棟と新築棟から構成され、新築棟には、地下1階から地上1階に飲食・物販店を導入し、2階から7階に「エースホテル」を開業。烏丸通に面した既存棟の旧京都中央電話局は、1階を商業施設とし、2階及び3階はホテルの客室に。建物はそのままに、リノベーションを行った。
【詳細】
所在地：京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2外
敷地面積：6,384.73平方メートル
出店：エースホテル京都、店舗
フロア：地下2階／地上7階
建物高さ：約31メートル
延床面積：25,677平方メートル(予定)
ホテル客室：213室(予定)
店舗面積：約2,300平方メートル(B1及び1F、予定)
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