ミュージック×アート×フードの総合フェスティバル「HANAVIVA(ハナビバ) 2019 powered by AMERICAN EXPRESS」が、2019年7月13日(土)に、横浜港大さん橋国際客船ターミナルにて開催された。会場の様子、ライブの雰囲気などHANAVIVA 2019をレポート。
「HANAVIVA 2019」は、ミュージック、アート、フードなど様々なカルチャーが楽しめる総合フェスティバル。「横浜スパークリングトワイライト2019」の花火を目の前で観賞できるのも魅力だ。
デコラティブなアートエントランスからスタートする会場には、レーザー光線やカラフルなライトアップによる演出空間の中に、10万個のボールプールが登場。2019年の席種は、ゆとりあるスペースで花火を鑑賞できるソファー席の「VIP席」や「指定席」「自由席」の3種類が用意された。
雨にも関わらず大盛況となった「HANAVIA 2019」の会場に潜入。有名アーティストやDJのパフォーマンスをはじめ、フードやドリンク、そして主役の花火など盛りだくさんのコンテンツで、夏の始まりを告げる1日が彩られた。
ミュージックで会場を盛り上げたのは、国内外で人気のトップアーティストやDJたち。
アーティストとしては、エレクトリックギターをピックを使わずに全て指で弾くという独自の奏法で注目を集めるギタリストであり、映画『BLEACH』『ギャングース』では俳優、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)やY-3(ワイスリー)のランウェイではモデルとしても活躍するMIYAVIが出演。圧倒的なパフォーマンスで会場を沸かせた。
ステージ上を縦横無尽に駆け回りながら魅せるMIYAVIのプレイングにオーディエンスは熱狂。MIYAVIの「横浜!今日は楽しんでいきましょう!」という声に応えたオーディエンスの歓声とジャンプで大きく揺れたフロアは、会場が一丸となってMIYAVIのパフォーマンスを楽しんでいることを感じさせる瞬間だった。
また、DJとして参加したのは、リミキサーとしてRIP SLYME、布袋寅泰、サカナクションなど100曲以上の作品を手掛けるほか、村上隆がルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のために製作した短編アニメーションの楽曲や、世界三大広告賞でグランプリを受賞したユニクロ(UNIQLO)のウェブコンテンツ『UNIQLOCK』の楽曲も担当するTOMOYUKI TANAKA。
その他、モデルとしても活躍する浦浜アリサや、shima原宿の人気美容師・奈良裕也と第五十八代横綱千代の富士の長男・秋元剛によるDJユニット YUYA NARA & GO AKIMOTOらも参加した。
会場ではアートにまつわるワークショップも開催。NAOMI KAZAMAによるトートバッグのアートワークショップをはじめ、Ricco.が来場者とともに創り上げるアートウォールと花冠などのコンテンツを用意。またアーティストのKAZZROCKや.m.j.k.は、会場にある4mの巨大ウォールにライブペインティングを施し、より一層魅力的な空間を作り上げた。
多彩なプログラムと一緒に楽しみたいフード&ドリンクにも注目したい。
メニューを用意するのは、螺旋状にカットした新食感のフライドポテトと手作りジンジャーエールを販売する「ブルックリン リボン フライズ(BROOKLYN RIBBON FRIES)」をはじめ、オーストラリア発のメキシカンダイナー「グズマン イー ゴメズ(Guzman y Gomez)」、台湾発のかき氷「アイス モンスター(ICE MONSTER)」、ロースターカフェ「リトル ダーリン コーヒーロースターズ(Little Darling Coffee Roasters)」の4店舗が登場した。
フードやドリンクは、食べやすいようワンハンドスタイルで提供されており、ゲストはスタンドテーブルを囲んだり、会場内を食べ歩きながらイベントを楽しんでいた。
フードの楽しみ方は席種によって異なる。「自由席」、「指定席」、「VIP席」購入者ともに約20種類ほどのドリンクが飲み放題となる(一部有料メニューあり)で、全ての来場者はキッチンカーのフードが有料で楽しめる。
そして、「VIP席」「指定席」購入者は、「HANAVIVA 2019」会場限定のコラボレーションフード(ブルックリン リボン フライズやアイスモンスターなど)がフリーフードとして食べ放題で堪能できた。